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2026年09月17日
2026年09月20日
「売り出して数ヶ月経つのに、一向に問い合わせが来ない……」
「内覧には来てくれるのに、なぜか購入申込まで進まない……」
大切にしてきたマンションが売れ残ってしまうと、「価格が高すぎるのかな?」「このままローンを払い続けることになるのでは……」と不安や焦りが募ってしまいますよね。
しかし、マンションが売れないのには必ず明確な理由があります。そしてその原因は、単に「物件が古いから」「立地が悪いから」といった理由だけではありません。
価格設定のズレ、不動産会社の販売戦略、あるいは内覧時の第一印象など、ちょっとしたポイントを見直すだけで状況が劇的に変わるケースは非常に多いです。
この記事では、マンションが売れ残ってしまう根本的な原因をはじめ、「問い合わせゼロ」と「内覧止まり」のそれぞれの対処法、売主様が一番迷う「値下げの判断基準」や「現状を打破する具体的な改善策」まで詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください♪
CONTENTS
売り出したマンションがなかなか売れないと不安になるかと思いますが、まずは落ち着いて原因を整理することが大切です。売れ残ってしまう背景には、大きく分けて「①価格と印象」「②不動産会社の販売力」「③物件独自の特性」という3つの原因が存在します。
まずは、ご自身の物件がどのケースに当てはまるかチェックしてみましょう。
物件自体の条件が悪くなくても、「価格の設定方法」や「買主が受ける第一印象」にズレがあると、検討候補から外れてしまいます。
■相場より高すぎる価格設定
ポータルサイトで物件を探す買主の多くは、「3,000万円以下」「3,500万円以下」といったキリの良い条件で検索フィルターを設定します。相場が2,900万円のエリアで「3,080万円」など強気の価格設定にしていると、条件検索で弾かれてしまい、存在すら気づかれないリスクが高まります。
■室内写真の魅力不足・内覧時の清潔感不足
ネットに掲載されている写真が暗い・生活感があふれている場合、買主は一瞬で通り過ぎてしまいます。また、せっかく内覧に来てもらえても、玄関の乱れ・水回りの汚れ・お部屋のニオイなどの「生活感」が残っていると、購入意欲を一気に下げてしまう原因になります。
物件や価格に大きな問題がなくても、売却を依頼している不動産会社の「販売活動」が不十分で売れ残るケースも少なくありません。
■ポータルサイト(SUUMO等)への掲載情報が少ない
掲載写真の枚数が少なかったり、間取り図しか載っていなかったり、周辺環境の魅力が文章で伝わっていないと、他社物件に埋もれてしまいます。
■不動産会社の「営業力不足」や「囲い込み」のリスク
自社のみで買主を見つけようとして他社からの問い合わせを拒否する「囲い込み」が行われている場合、購入検討者の目に触れる機会が極端に減ってしまいます。また、買主への積極的なアプローチやリフォーム相談への対応力が不足している場合も、契約に至りにくくなります。

マンションそのものが持つ構造的・条件的な特徴によって、需要が限定されている場合もあります。
~ターゲットが絞られる物件の例~
■築年数が古く、購入後のリフォーム不安がある
■毎月の「管理費・修繕積立金」が高額(住宅ローン以外の固定費負担が重い)
■最寄り駅からの距離がある・日当たりや眺望が悪い
■個性的すぎる間取りや使いづらいレイアウト
これらは一見すると変更できない条件に思えますが、ターゲット層を絞り直したり、リノベーションプランの提示など見せ方を工夫したりすることで十分に克服が可能です。
築古やレイアウトに特徴がある間取りでも諦める必要はありません。
KULABO不動産では、自社のリノベーション部門【KULABO】と連携し、「現状の古い状態」ではなく「リノベーションでどう生まれ変わるか」を立体的な3Dパースや概算費用とともに買主様へご提案します。
物件が持つ潜在的な魅力を可視化し、買主様の不安を解消することで、他社で断られたり売れ残ったりしていた物件でも高値・早期売却へと導きます。
KULABO不動産の仕組み
▼KULABO不動産ならではの3Dパース作成・ご提案例(間取り図+リノベーション後イメージ)▼


売却活動がうまくいかないとき、闇雲に対策を打っても効果はありません。
実は、「問い合わせや内覧がほとんど来ない」のか、それとも「内覧は来るのに購入申込が入らない」のかによって、抱えている課題と打つべき改善策は全く異なります。
まずは、ご自身の物件がどちらのパターンでつまずいているのか、停滞しているポイントを正しく診断してみましょう。
ポータルサイトへの掲載から数週間が経過しても、閲覧数が伸びず問い合わせや内覧の予約が入らない状態です。この場合、つまずきの原因は室内に入る前の「Web集客」にあります。
✓ポータルサイトの「検索条件」から漏れている
購入検討者の多くは「3,000万円以下」「3,500万円以下」といった500万円単位、または「2,800万円以下」などのキリの良い価格で検索フィルターを設定します。相場よりわずかに高い「3,080万円」などで売り出すと、最も多い「3,000万円以下」の検索条件で弾かれ、存在すら知られなくなってしまいます。
✓掲載写真や紹介文に魅力がない
「掲載写真の枚数が少ない」「部屋が暗く見える」「間取り図しか載っていない」といった状態では、他社物件と比較された際に一瞬で通り過ぎられてしまいます。ネット上の第一印象で損をしている典型的なパターンです。
✓不動産会社の販売活動量不足・囲い込み
レインズ(不動産流通標準情報システム)への登録が遅れていたり、他社からの顧客紹介を断る「囲い込み」が行われていたりすると、市場に情報が行き届かず問い合わせ数が激減します。
掲載写真と紹介文を全面差し替え:
1枚目の写真を日当たりの良い明るいLDKに変更し、枚数も上限まで増やす
検索フィルターの「キリ値」に価格を合わせる:
3,080万円なら2,980万円へ(「3,000万円以下」の検索条件に引っかける)
不動産会社の販売活動をチェック:
閲覧数が極端に少ないなら、広報不足や「囲い込み」を疑い会社の見直しを検討
「毎週のように内覧はあるけれど、いつも『検討します』のまま断られてしまう……」というケースです。
この場合、価格や写真には魅力があるものの、「実際の現地」に買主様の購入意欲を削ぐ決定的な要因が存在します。
✓写真のイメージと実物の「ギャップ」が大きい
広角レンズで広く見せすぎた広報写真に対して実物が狭く感じられたり、写真では分からなかった壁紙の汚れ・傷・床のへこみが目立ったりすると、内覧時の落胆が大きくなります。
✓内覧時の「生活感」や「ニオイ・暗さ」が目立つ
玄関に溢れた靴、水回りの水アカ、ペットやタバコ・生活臭、昼間でも照明をつけずにお部屋が暗いなど、生理的なマイナス印象が購入意欲を冷めさせてしまいます。
✓「築年数の古さ」によるリノベーション費用の不安
室内が古い状態のままだと、買主様は「購入後にリフォーム費用がいくらかかるのか分からない」「自分の希望通りの間取りに変えられるのだろうか」という資金面・工事面の不安を感じ、最終決定に踏み切れなくなります。
室内の「第一印象」を劇的に良くする:
玄関の靴をしまい、水回りを磨き上げ、内覧時は全室の照明をつけて明るく見せる
「生活感」や「ニオイ」を徹底対策:
日用品は収納に隠し、内覧前に十分な換気と消臭を行う
リノベーション後の「完成イメージ」を用意する:
費用や仕上がりの不安を消すため、概算見積もりや完成パースを提示して買主様の背中を押す
「価格を下げるくらいなら、売れるまで気長に待とう」と売却活動を先延ばしにしてしまうケースは少なくありません。
しかし、売却が進まないマンションを持ち続けることは、毎月の口座から静かに資産が目減りしていく「見えない損失」を生み出し続けます。将来的なマイナスを抑えるためにも、売り時に伴う3つのリスクを正しく理解しておきましょう。
マンションは所有しているだけで、毎月固定の費用が発生します。たとえ空室の状態で住んでいなかったとしても、以下の費用が毎月支払い続けなければなりません。
・毎月かかる固定費: 管理費・修繕積立金
・毎年かかる税金: 固定資産税・都市計画税
・その他の費用: 住宅ローンの返済(残高がある場合)、火災保険料など
たとえば、管理費と修繕積立金の合計が月3万円、固定資産税が年間12万円の場合、年間で約48万円もの資金がそのまま流出することになります。
さらに近年は、築年数の経過に伴って「修繕積立金の値上げ」が行われるケースも多く、保有期間が長引くほど維持費の負担は重くなっていきます。
不動産市場において、築年数は価格を左右する最大の要因の一つです。売却を先延ばしにしている間に年数が経過すると、物件そのものの市場価値は確実に低下していきます。
特に中古マンション市場では、「築20年」「築30年」といった節目の年数を境に、ポータルサイトで検索する買主様の数が大きく絞られる傾向があります。
例えば、「半年待って50万円高く売る」ことを目指した結果、築年数が1年経過して市場価値が100万円下がり、さらにその間の維持費で50万円ほどかかってしまっては、手元に残る資金が減ってしまう可能性もあります。タイミングの見極めがとても重要です。
~売り時を逃した際の実質損益シミュレーション~
+ 狙った売却額のアップ : + 50万円
− 築年数経過による価値下落 : −100万円(市場動向による)
− 保有期間中の維持費 : − 30万円〜 50万円
───────────────────────────────
★ 実質的な損失: : 数十万〜100万円超の損失リスク!
売却が進まない状態は、売主様ご自身の今後の生活設計だけでなく、将来ご家族へ引き継ぐ際にも大きな負担となります。
✓新生活や買い替えの資金計画がストップする
次の住まいの購入や住み替えを検討している場合、現在のマンションが売れないと「次の住宅ローンの審査が通らない」「二重ローンの状態が続いて資金が圧迫される」といった事態に陥り、ライフプランの変更を余儀なくされます。
✓将来、相続人への負担となる
売却できないままご自身に万が一のことがあった場合、そのマンションは遺産としてご家族(相続人)へ引き継がれます。現金とは異なり、不動産は分割しにくいため「遺産分割協議の手間」が発生するほか、売れない物件の維持費や管理の負担をご家族に残してしまうことになります。
基本の対策を試しても動きがない場合、売却戦略そのものを切り替えるタイミングです。売れ残り期間を長引かせず、確実に状況を打破するための4つの改善策を解説します。
市場で買主を探す「仲介」ではなく、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。
売却価格は市場相場の7〜8割程度になりますが、「仲介手数料がかからない」「室内の補修や清掃をせず現状渡しで売れる」「売主の契約不適合責任が免除される」といった大きなメリットがあります。
買い替えの期日が迫っている場合や、内覧対応などの準備・手間をかけずにスケジュールを確定させたい場合に非常に有効な手段です。
ここでは業者買取と仲介の特徴をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
| 項目 | 買取 | 仲介 |
|---|---|---|
| 売却相手 | 不動産会社 | 一般の個人・法人 |
| 売却期間 | 1週間〜1ヶ月程度 | 3ヶ月〜半年以上 |
| 売却価格 | 一般的に市場価格の7~8割程度 | 市場価格 |
| 仲介手数料 | 不要 | 必要 |
販売活動が不透明な場合や反響が極端に少ない場合は、不動産会社との媒介契約を見直しましょう。
他社に査定やアドバイスを求める「セカンドオピニオン」を活用するほか、1社だけに任せる「専任媒介」から複数社に同時に売却を依頼できる「一般媒介契約」へ切り替えるのも手です。不動産会社同士の競争を生み出し、物件の露出機会を格段に増やすことができます。
| 契約の種類 | 依頼できる社数 | 自己発見取引(※) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 専属専任媒介契約 | 1社のみ | 不可 | ・1社にすべてを任せる。 ・報告義務が最も頻繁で、会社側も広告費を投じて必死に動いてくれやすい。 |
| 専任媒介契約 | 1社のみ | 可能 | ・1社に任せるが、自分で見つけた買主とも契約できる。 ・バランスが良く、最も選ばれやすい。 |
| 一般媒介契約 | 複数社可能 | 可能 | ・複数の会社に同時に依頼できる。 ・人気物件には向くが、会社側の売却意欲が下がるリスクも。 |
(※自己発見取引:売主が自分で親戚や知人などの買主を見つけてくること)

ホームステージングとは、売却するお部屋の生活感を整理し、インテリアや照明などを整えてモデルルームのように魅力を引き立てる演出手法です。
単におしゃれな家具を置くだけでなく、日常の生活感をスッキリと片付け、空間の広さや使い勝手を際立たせることが大きな目的です。

①第一印象を良くする
日用品や生活感を隠して空間をスッキリ見せることで、お部屋本来の広さや日当たりの良さが際立ちます。内覧者に「清潔で心地よい」という好印象を与え、直感的な購入意欲を引き出します。
②広告写真が映える
買主様の多くはネットの写真で比較します。雑多なものが写っていない美しい写真は検索画面での目を引きやすく、詳細ページの閲覧数や問い合わせ数の増加に直結します。
③売却活動を有利に進められる
内覧時の満足度が高まることで、似た条件のライバル物件に勝ちやすくなります。買主様の決断が早まるため、売却期間の短縮や強硬な値下げ交渉を防ぐ効果が期待できます。
ただ漫然と値下げするのではなく、市場でライバルとなっている「周辺の競合物件」との位置関係を分析し、買主様に「お得感」を印象づける戦略的な価格調整を行います。
✓競合物件の「下」を狙って比較勝ちする
同じエリアや似た築年数で売り出されているライバル物件の価格をリサーチします。競合が3,180万円で出ているなら、3,100万円や3,080万円に設定することで、検索一覧で並んだ際に「こちらのほうが割安」と判断され、内覧の優先順位を引き上げることができます。
✓「新着物件」扱いによるアクセス再浮上を狙う
ポータルサイトでは、一定幅の価格変更を行うとサイト上で「価格改定」や「新着マーク」が表示され、通知メールなどを通じて一度諦めた検討層へ再アプローチできます。小刻みな値引きを繰り返すのではなく、市場にしっかりと変化が伝わる価格見直しを一度で行うことがポイントです。」
売却活動が長引いた際、闇雲に価格を下げてしまうのは手残り資金を減らすだけで逆効果です。価格変更を行う際は、適切な「時期」・「価格幅」を意識した戦略的な判断が欠かせません。
マンション売却において、最も買主様からの注目度が高まるのは売り出し開始からの「最初の1ヶ月」です。この時期を過ぎても手応えがない場合、価格設定の見直しを検討するタイマーが回り始めます。
■売り出し1ヶ月目
問い合わせ件数やポータルサイトの閲覧数を確認。閲覧数が競合より著しく少ない、または問い合わせがゼロの場合は価格が高すぎるサインです。
■売り出し2ヶ月目
内覧が累計3〜5組入っているにもかかわらず申込が入らない場合、あるいは内覧予約自体が途絶えた場合は、2ヶ月目を迎えるタイミングでの価格改定が最も効果的です。
数万円〜数十万円の小刻みな値下げを何度も繰り返すと、買主様に『もう少し下がるかもしれない』と思われることがあります。値下げの回数はなるべく絞るのがおすすめです。
■POINT①:一発でインパクトを与える「100万円単位」で調整する
値下げを行う際は、市場に「価格が変わった!」と強く印象づける必要があります。
物件価格の約3%〜5%(3,000万円の物件であれば100万円〜150万円程度)を基準として、一発で条件変更を行いましょう。
■POINT②:ポータルサイトの「価格帯フィルター」を狙い撃つ
価格設定の際は、買主様がポータルサイト(SUUMO等)で検索する際の「上限価格」を意識します。
~効果的な価格変更のイメージ~
【変更前】3,080万円 ▶ ポータルサイトの「3,000万円以下」の検索から漏れる
↓ (100万円の値下げ)
【変更後】2,980万円 ▶ 「3,000万円以下」の検索フィルターに引っかかり、閲覧数が急増!
今回のコラムでは、不動産が売れないとお悩みの売主様に向けて、その根本的な原因の特定方法から、現状を打破するための具体的な改善策までを詳しく解説しました。
マンションが売れない原因は、「ネット上の集客」か「内覧後の体験」のどちらかにあります。
まずは反響データから原因を正しく特定し、ポータル写真の刷新や価格調整など、適切な順番で手を打つことが早期売却への近道です。
特に室内の痛みが気になる場合は、買主様の「リフォーム費用や完成後のイメージに対する不安」を取り除くことが成約の大きな鍵となります。
「売り出しているのに反応がない」「今の不動産会社の動きに疑問がある」という方は、ぜひ一度KULABO不動産へご相談ください。独自の3Dパースを活用したリノベーション提案で、お部屋の可能性を最大限に引き出し、納得のいく売却をサポートします。
KULABO不動産
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不動産売買の知識だけでなく、リノベーションによって住まいの価値を引き出してきた経験をもとに、マンション売却の流れや査定、費用、売却時の注意点など、売主様に役立つ情報を発信しています。
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