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2026年08月20日
2026年09月02日
マンション売却を検討し始めた際、多くの方が最初に突き当たるのが「査定」に関するお悩みです。
マンションの査定方法には、手軽にできる「机上査定」と、現地をしっかり確認する「訪問査定」の2種類があります。スムーズかつ納得のいく売却を進めるためには、まずこの2つの違いを正しく理解し、ご自身の現在の状況に合わせて使い分けることが成功への第一歩です。
まずは、それぞれの査定方法の特徴と基礎知識から分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてください♪
CONTENTS
机上査定(きじょうさてい)とは、不動産会社の担当者が現地を訪れることなく、データや書類の情報だけで査定価格を算出する方法です。
Webの専用フォームやメールなどで条件を入力するだけで依頼でき、「まずは自分のマンションがいくらくらいで売れるのか、おおよその相場を知りたい」「売却するかどうかはまだ決めていない」という段階の方に最適な査定方法です。
不動産会社と直接顔を合わせる必要がないため、心理的なハードルが低く、短時間で結果がわかる手軽さが魅力です。
「机上査定で出た金額のまま売り出せるの?」と思われる方も多いですが、机上査定の価格と実際の売り出し価格および成約価格には±5%〜10%程度のズレが生じるのが一般的です。
これは、不動産会社が出す「査定額」が「過去の類似データから見て、この価格なら3ヶ月程度で売れるであろう予想価格」に過ぎず、売買確定価格ではないためです。机上査定と実際の価格にズレが生じるのは、主に次の2つの理由があります。
✓室内の状態が価格に反映されていないため
机上査定はあくまで「標準的な室内状態」を仮定して算出します。実際の訪問査定で「綺麗に使われている」「リフォーム歴がある」といった加点要素や、「設備の不具合」「日当たりの悪さ」などの減点要素が加わることで、査定額そのものが上下します。
✓実際の「売り出し価格」は売主様のご希望で決めるため
査定額はあくまで判断の目安です。最終的な売り出し価格は「少し時間がかかっても高く売りたい」「住宅ローン残債を完済できる金額にしたい」といった売主様のご希望を踏まえて決定するため、査定額と実際の売り出し価格が一致しないケースも多くあります。
訪問査定(ほうもんさてい)とは、データ上の情報に加えて、不動産会社の担当者が実際に現地(室内やマンションの共用部、周辺環境)を訪れて詳細に調査した上で査定価格を算出する方法です。
売主様の立ち会いのもと、30分〜1時間ほどかけて室内や建物全体をチェックします。
机上査定では見落とされがちな「実際の住み心地」や「大切に使ってきたお部屋の魅力」が価格に反映されるため、より正確で実効性の高い「売出価格」を出すことができます。
訪問査定を検討する際、「一度家に来てもらうと断りにくくなりそう…」と不安に感じる方も少なくありません。
しかし、訪問査定はあくまで「お部屋の正確な資産価値を知るための調査」です。査定を受けたからといって、必ずその不動産会社で売却を進めなければいけないわけではありません。
「納得のいく査定理由を提示してくれるか」「信頼できる担当者かどうか」を見極めるための相談の機会として、活用することをおすすめします。
「査定のとき、不動産会社は一体どこをチェックしているんだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
査定で見られるポイントは、データ上で判断する「机上査定」と、実際に現地で判断する「訪問査定」とで大きく異なります。
机上査定では、公的な書類や不動産データをもとに「市場における平均的な価値」を割り出します。
✓立地・交通アクセス:
最寄り駅からの徒歩分数、周辺施設の充実度
✓物件の基本条件:
専有面積、間取り、階数、方角(日当たりに関わる位置)
✓築年数・構造:
建築年(新耐震基準を満たしているかなど)、建物構造(RC造・SRC造など)
✓周辺の取引相場:
同じマンション内や近隣の類似物件における、直近の成約価格や売出価格
訪問査定では、データだけでは分からない「実際の使い勝手」や「物件の状態」をプロの目で細かく調査します。
✓室内の状態・傷み具合:
壁紙や床の汚れ・傷、水回り設備の使用感や劣化具合
✓リフォーム・リノベーション履歴:
過去に行った修繕や設備交換の有無
✓日当たり・眺望・通風:
実際の採光や風通しの良さ、バルコニーからの景色や前棟との距離感
✓共用部の管理状態:
エントランス・ゴミ置き場の清掃具合、掲示板の管理状況、大規模修繕の履歴や修繕積立金の状況
✓周辺環境・騒音:
道路や近隣からの騒音、敷地周辺の雰囲気

一般的な訪問査定では、築年数が経っている物件や室内・設備が傷んでいる物件は「そのままでは売りづらい」と判断され、減額の対象になるケースが少なくありません。
しかし、マンションの価値は「現在の見た目の綺麗さ」だけで決まるわけではありません。近年は特に「中古マンションを購入して、自分好みにリノベーションしたい」という買い手が増えています。
こうした買い手にとっては、表面上の壁紙の汚れや設備の古さよりも、以下のようなポイントが評価対象になります。
・間取りを変更しやすい構造・骨組みかどうか
・管理状態が良く、長く安心して住めるマンションか
・日当たりや風通し、周辺環境などの「後から変えられない条件」が良いか
そのため、仮に室内が傷んでいたとしても、「リノベーションでどう生まれ変わるか」という将来のポテンシャルまで汲み取って査定してくれる不動産会社を選ぶことが大切です。
KULABO不動産では・・・
グループ内でリノベーション事業を展開しているため、現状のお部屋の傷みを過度にマイナス評価することはありません。プロ目線で「リノベーション後の空間の魅力」まで捉えた査定・提案を行っています。
「手軽さ」の机上査定と、「正確さ」の訪問査定。
どちらが優れているかというわけではなく、それぞれに異なる強みと注意点があります。まずは全体像を下記比較表で確認してみましょう。
| 比較項目 | 机上査定 | 訪問査定 |
|---|---|---|
| 金額の精度 | おおよその相場感 | 実際の売り出し価格に近い |
| 結果が出るまでの時間 | 数時間〜翌日程度 | 数日〜1週間程度 |
| 立ち会い | 不要(Web・電話のみで完結) | 必要(30分〜1時間程度の立ち会い) |
| 評価されるポイント | データ・公的情報(面積・築年数等) | 実際の室内状態・眺望・管理状態等 |
机上査定には、データ査定ならではの手軽さがある一方で、確認できる情報に限界もあります。主なメリットとデメリットを以下にまとめました。
スマホやパソコンから物件情報を入力するだけで依頼でき、短時間で結果が届きます。
自宅に訪問されないため、心理的なハードルが低く「まずは相場だけ知りたい」という段階でも気軽に利用できます。
過去の取引実績に基づいた客観的な相場データが手に入るため、将来の計画を立てる参考になります。
室内状態や日当たり、過去のリフォーム歴などが考慮されないため、実際に売り出す際の金額と誤差が出ることがあります。
あくまでデータ上の概算であるため、具体的に売り出しを始める前には訪問査定で最終調整をする必要があります。
訪問査定は現地を直接確認するため精度が高くなりますが、準備や立ち会いの手間も発生します。主なメリットとデメリットを以下にまとめました。
現地をしっかり確認して査定するため、実際の売出価格に近い実効性の高い金額が提示されます。住宅ローンの完済計画など、正確な資金計画を立てる際にも不可欠です。
綺麗に使っている室内や過去のリフォーム履歴、日当たりの良さなど、データに表れない魅力がプラス評価に繋がります。
実際に立ち会って話すことで、「査定額の根拠を分かりやすく説明してくれるか」「信頼して売却を任せられそうか」を直接判断できます。
現地調査のために30分〜1時間程度の立ち会い時間を作る必要があります。仕事や家事で忙しい方はもちろん、遠方にお住まいで売却予定のマンションから離れている方や、ご実家・相続物件の売却を検討している方にとっては、スケジュールの調整や現地へ向かう移動の手間が大きなハードルとなりやすいです。
現地調査で得た情報をもとに詳細な査定書を作成するため、結果が出るまでに数日〜1週間程度かかります。
2つの査定方法の概要やメリット・デメリットの解説してきましたが、結局自分はどちらを選べばいいの?と迷う方も多いのではないでしょうか。
どちらの査定方法を選ぶべきかは、ご自身の「売却希望時期」や「売却の目的」によって決まります。ご自身の現在の状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。
まずは「手軽に概算を知りたい」という段階の方は、机上査定から始めるのがスムーズです。具体的には以下のような方に向いています。
✓売却するかどうか、まだ迷っている人
「良い買い手がいれば売りたいけれど、まだ決定ではない」「住み替えの検討段階」という場合、まずは机上査定でおおよその資産価値を把握しましょう。
✓売却希望時期が「半年〜1年以上先」の人
売却までに余裕がある場合でも、まずは机上査定で大まかな相場感を掴んでおくことで、将来の資金計画やスケジュールの見通しが立てやすくなります。
✓まずは複数社の提示額・相場感を比較したい人
不動産会社によって算出される相場感に違いがあるか、一括査定サイトなどを利用して手軽に比較・確認したい場合に適しています。
「具体的に売却に向けて動き出したい」という方は、最初から、あるいは机上査定の次のステップとして訪問査定を選びましょう。以下のような方には訪問査定が必須です。
✓3ヶ月〜半年のうちに売却活動を始めたい人
具体的に売り出しを始めるには、現地を確認した上での正確な「売出価格」が必要です。スムーズに売却活動へ移行できるよう、訪問査定を進めましょう。
✓住宅ローンの残債があり、正確な「手残り額」を知りたい人
「売却資金でローンを完済できるか」「次の住まいの資金計画をどう立てるか」を調べるには、精度の高い査定額が欠かせません。
✓リフォーム履歴やこだわり仕様を正当に評価してほしい人
過去に設備交換や間取り変更を行っている場合、訪問査定で現地を見てもらわなければ価格に反映されません。お部屋の魅力をアピールしたい方は必須です。
査定を依頼すると、不動産会社によって提示される金額に差が出ることがあります。
ここで最も注意したいのが、「提示された査定額が一番高い会社=一番良い会社」とは限らないという点です。
査定額の「高さ」だけで不動産会社を選んでしまうと、売却活動で思わぬ失敗をしてしまうリスクがあります。
前提として、不動産会社の提示する査定額は「その金額で購入します」という買取保証額ではなく、「この価格なら売れるだろうという予想価格」です。
契約を取りたいがために、市場相場からかけ離れた「根拠のない高額な査定額」を提示する不動産会社も存在します。
相場より高すぎる価格で売り出しをスタートしてしまうと、以下のような悪循環に陥るリスクが高まります。
①問い合わせが入らず「売れ残り感」が出てしまう
ポータルサイト等に掲載しても相場より高い金額のため、買い手からの反響が得られず、長期間売り出し中の状態が続いてしまいます。
⇓
②最終的に大幅な値下げを迫られる
売れない期間が続いた結果、焦って何度も値下げを繰り返し、最終的には「最初の適正相場よりも低い価格」で手放すことになってしまうケースも珍しくありません。
大切なのは「高く査定してくれる会社」ではなく、「適正な相場を見極め、実際にその価格で売る力がある会社」を選ぶことです。
信頼できる不動産会社を見極めるためには、査定結果を受け取った際に以下のポイントをチェックしましょう。
✓査定額の「算出根拠」を明確に説明してくれるか
「なぜこの金額になったのか」について、近隣の成約事例や市場データ、物件固有の強み・弱みを交えて論理的に説明してくれる会社は信頼できます。
✓メリットだけでなく「リスクやデメリット」も伝えてくれるか
「高く売りたい」という売主様の希望に寄り添いつつも、相場から外れた価格設定のリスクや、売りづらい要素についても誠実にアドバイスしてくれる会社を選びましょう。
✓売却後の「手残り額」まで考慮してくれるか
売却時には仲介手数料などの諸経費がかかります。単なる査定額の高さだけでなく、最終的にいくら手元に残るかという視点で提案してくれる会社が安心です。
不動産売却で本当に大切なのは、「高い査定額を出してもらうこと」ではなく、「納得できる根拠に基づいた適正価格で売り出し、確実にお手元に多くの資金を残すこと」です。
KULABO不動産では、売主様が安心して売却を進められるよう、以下の理由から選ばれています。
◎根拠の明確な「適正価格」のご提示
周辺の直近成約事例や市場データに加え、お部屋本来の魅力(リノベーションのポテンシャル等)を踏まえた明確な算出根拠をご説明します。
◎買主ダイレクトマッチング&3Dパース提案で「価値」を伝える
自社でリノベーション事業を展開しているため、「中古を買って自由にリノベーションしたい」買主様へのダイレクトなアプローチが可能です。3Dパースなどを活用してお部屋の可能性を伝えるため、無理な大幅値下げに頼らない売却を実現します。
◎仲介手数料1.0%〜で売却手残りを最大化
掲載開始から6ヶ月以内の成約で仲介手数料が「1.0%+税」となる独自のシステムを採用しています。一般的な仲介手数料(約3%+6万円)と比べて売却コストを大幅に抑えられるため、最終的に手元に残る資金を最大化できます。
「まずは自分のマンションの適正な価値を知りたい」「他社で出された査定額の理由に納得がいかない」という方も、ぜひ気軽にご相談ください。
今回のコラムでは、マンション売却の第一歩となる机上査定と訪問査定の違いや、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントについて解説しました。
まずは手軽に相場を知りたい方は「机上査定」、具体的に売却を進めたい方や正確な資金計画を立てたい方は「訪問査定」と、ご自身の売却時期や目的に合わせて使い分けることが後悔のない売却への近道です。まずは机上査定で相場感を掴み、次のステップとして訪問査定へ進むのもおすすめです。
私たちKULABO不動産では、名古屋エリアを中心に「適正な査定と手残りの最大化」にこだわった売却サポートを行っています。
「まずは自分のマンションの相場だけ知りたい」という方も、不安な点や気になることがあればどうぞお気軽にお問い合わせください♪
KULABO不動産
リノベーションの知見を活かした
中古マンションの売買をサポートしています。
不動産売買の知識だけでなく、リノベーションによって住まいの価値を引き出してきた経験をもとに、マンション売却の流れや査定、費用、売却時の注意点など、売主様に役立つ情報を発信しています。
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