愛知県刈谷市・T様邸
「祖母の家を形に残せて良かったです！」

T様邸   施工面積：約160㎡    2024-05-10公開

• リノベーションの背景

  お子さまの成長に合わせて快適な住まいにしたいとのことで、新築を検討されていました。施主様は内部の仕様や住宅設備にこだわりもあったため、内装にお金をかけられるリノベーションで進めていくことになりました。
  おばあ様の家をリノベーションしての住み替えでした。

• 施主様の理想の暮らし

  LDKを広く取りたいが、だだっ広い空間ではなく、メリハリがある空間で余白をうまく使いたいというご希望がありました。構造体は鉄骨造で、内部は木造で出来た建物であったため、内部の天井・壁・床をフルスケルトンにすることで、広々としたLDKを実現することができました。壁や天井はRのデザインにすることで、余白を最大限に活かした空間になっています。
  また、内装材は自然素材を使いたいとご要望がありましたので、壁・天井はオンザウォールの塗装、床材は挽板のフローリングで仕上げました。自然素材ならではの、暖かさや心地よさを感じられる空間です。

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  やってよかったことはありますか？

  玄関からLDKに向かう経路を2つ計画し、1つは来客用で使えるメイン動線にして広々とした玄関に。もう一つは、普段使い出来るように棚や玄関収納を設置し、階段へと繋がる動線としました。また、玄関の照明計画は間接照明のみとすることで、落ち着いた空間になりました。
  玄関は既存框をリメイクし、階段横に計画した柱も既存の柱をリメイクしてもらいました。祖母の家を少しでも形に残したかったので、それぞれ一番目に入る部分に取り入れました。

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  リノベーションによって暮らし方は変わりましたか？

  LDKを広く快適に使えるようになり、子どもたちの遊び場が増えました。LDKはキッチンを中心とした間取り配置になっているので、料理をしながら子どもの面倒を見たり、夫婦二人でキッチンに立つことができます。キッチン、ダイニング、リビングの床は、床暖房を設置したので、冬でもエアコン無しで生活できます。

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  予算のかけ方でアドバイスはありますか？

  生活のメインとなるLDKにコストをかけたかったので、キッチンにコストをかけて、浴室はコストを抑えました。
  また、子どもが大きくなったら将来的に再度リノベーションを検討しているので、2階の洋室と和室2間は予算を抑えるために既設利用しました。