愛知県・N様邸
「リノベーションはとても前向きな選択だと感じてます!」
N様邸 施工面積:69.3㎡ 2026-01-16公開
| 家のデザイン・仕様 | 5 | スタッフの対応 | 4 |
| 家の施工品質 | 3 | 友人知人にすすめたい | 4 |
※5点満点評価
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リノベーションの背景
年齢を重ねる中で「本当に好きなものを大切にして暮らしたい」という想いが、次第に明確になっていった施主様。設計の仕事に携わる日々の中で、いつの間にか自分の時間や心の余白が後回しになっていることに気づかれたそうです。
「人からどう見えるか」よりも「自分にとって心地いいか」を基準に、暮らしを見つめ直す中で出会ったのが、スケルトン状態のマンションでした。何もない空間に可能性と余白を感じ、自ら設計するリノベーションを決意。
お金では測れない心の豊かさと、自分らしさを取り戻せる住まいを求めて始まった今回のリノベーション。好きなものに囲まれ、静かに整う暮らしを形にした住まいです。 -
施主様の理想の暮らし
施主様が思い描かれていたのは、日々の行為そのものを楽しめる、穏やかな暮らしでした。
好きな器で料理をし、食事がよりおいしく感じられる空間で過ごすこと。夜はぐっすり眠れ、朝は気持ちよく目覚められる寝室で、一日のリズムを整えたいと考えられていました。
また、仕事と暮らしの切り替えを大切にするため、生活空間とは距離を保った書斎を設けたいというご要望も。民藝品やアートピースをさりげなく飾り、好きなものに囲まれて暮らすことを理想とされていました。
住まい全体は、既製品に頼りすぎず、素材そのものの心地よさを感じられる選択を重視。洗面台には、パートナー様のご希望で洗髪ができる深型シンクを採用しています。将来、猫を迎えることも見据えながら、完璧に整えすぎず、モノが出ていても気持ちよく過ごせる「余白のある空間」を目指しました。 -

暮らし始めて感じたギャップはありますか?
一番「やって良かった」と感じているのは照明計画です。
明るくする場所と落ち着かせる場所にメリハリをつけたことで、夜は照明を切り替えるだけで自然と眠くなり、朝は自然光で気持ちよく目覚められるようになりました。以前は当たり前だった蛍光灯の強い明るさが、実は眠気を妨げていたのだと、暮らし始めてから気づきました。
トイレや水回りには調湿・消臭効果のある素材を選んだことで、マンションでも湿気やニオイがこもらず、想像以上に快適です。寝室やクローゼット、書斎はサイザル床にしたため、ホコリが目立ちにくく、見た目の良さと踏み心地の良さの両方を実感しています。
また、タッチレス水栓や食洗機、ディスポーザーを取り入れたことで家事の時間が短くなり、その分くつろぐ時間が増えたのも嬉しいポイントです。洗面台は深型シンクと造作収納にしたことで、掃除がしやすく、使い勝手とデザインの両方に満足しています。
一方で、収納についてはもう少し時間をかけて検討しておけば良かったと感じています。減額のためにフロアタイルを選びましたが、今振り返るとセラミックタイルにしても良かったかもしれません。ただ、フロアタイルでも十分満足しており、大きな後悔ではありません。 -

リノベーションをして暮らし方は変わりましたか?
家に帰るのが楽しみになり、自然と料理をしたくなるようになりました。一日の終わりにはほっと安心できて、以前よりもぐっすり眠れています。
「家でどう過ごすと心地いいか」を考えながら生活するようになったことで、勢いでモノを買うことが減り、自分が何にお金や時間を使いたいのかを、落ち着いて選べるようになりました。
暮らしに対する考え方もシンプルになり、気持ちが整理された感覚があります。取捨選択がしやすくなり、自分にとって本当に必要なものが、少しずつ見えてきました。 -

これからリノベーションを考えている人にアドバイスはありますか?
素材選びだけは、できるだけ妥協しないほうがいいと思います。毎日触れるものだからこそ、心地よさの差を暮らしの中で実感します。
トレンドや使い勝手、コストももちろん大切ですが、「どんな暮らしをしたいか」「どんな人生を送りたいか」をじっくり考えることが、いちばんの近道でした。住めばミヤコとも言いますが、自分たちが本当に好きだと思える場所にお金を使うと、満足度は想像以上に高くなります。
リノベーションは、住まいだけでなくライフスタイルまで変えてくれる、とても前向きな選択だと感じています。たくさん悩んで、たくさん担当者の方に頼りながら、一緒に考える時間そのものも楽しんでほしいです。










