記憶を繋ぐ住まいの再構築

Conceptコンセプト

記憶を繋ぐ住まいの再構築

愛知県春日井市/I様邸

既存の梁や柱を意匠として活かした、奥行き深く重厚な佇まい。LDKは各々が好きな場所に自然と集まる居心地の良い空間へと再生され、家族の輪が広がるキッチンを中心にしたレイアウトに変更しました。空間の境界線を曖昧にすることで、大開口とモルタルデッキを通じて、内外のつながりを感じられます。

• 門扉やフェンスは水平ラインを強調し、建物全体との調和を図っています。余計な装飾を排し、シンプルな外観を意識しました。

• 施主様のお父様が手をかけた樹木や石はそのまま残しました。

• 愛犬が走り回れる芝生とシンボルツリーの植栽を計画。

• 大開口サッシと広々としたモルタルデッキで、内と外の一体感を創出。

• 玄関からモルタルデッキ、ダイニングまで、段差のないひと続きの空間が広がっています。

• パントリーやSIC、WICなどの大きな収納を各エリアに設け、収納スペースを集約することで生活感を抑えるように工夫しています。

• BBQを楽しんだり、リビングから庭を眺められる開放感。

• パントリーやSICの入口には、奥様こだわりのR開口を設けています。

• キッチンにはカップボードをあえて設けず、ダイニングから見えないキッチン側の手元にニッチを設けることで、カトラリーや日常使いの食器を効率よく収納できるように設計しました。

• 既存の梁をデザインの一部として活用し、空間に奥行きと落ち着きのある重厚感を演出。

• 念願だった薪ストーブを設置。

• リビングはあえて天井を下げ、1つの大空間ではなく、メリハリのある落ち着いた空間に仕上げました。

• 洗面台はどこからでもアクセスしやすく、シンプルなデザインにすることでリビングにも馴染むようにしています。W1700の広さがあるため、並んで身支度ができるサイズです。

私たちが担当しました！

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  ディレクター原 佑帆

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  デザイナー林 果凛

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  ディレクター石原 未悠

新たに設置した軒は、屋根の葺き替えと一体化したデザインで、外観に統一感を持たせています。深い軒は外部の視線を柔らかく遮り、日差しや雨をうまく調整します。夏は強い日差しを防ぎ、冬は低い角度の光を取り込むことで、年間を通じて快適な室内環境を実現しました。
ダイニングカウンターの脚や洗面台の棚を支える金物は、空間の広がりを妨げないように、埋め込み式の金物を使用して浮かせています。

担当店舗

春日井スタジオ

愛知県春日井市柏原町4丁目67番

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