書庫のある家で過ごす至福のひと時

Conceptコンセプト

書庫のある家で過ごす至福のひと時

Y様邸

築41年の中古マンションの購入からリノベーションまでをトータルサポートした今回のお住まい。
読書や観劇が趣味の施主様のために、一室を書斎兼書庫にしました。部屋に入ると愛読書や集めた舞台のパンフレットがずらりと並んでおり、大容量収納できる本棚でスッキリと整理整頓できます。書庫は書斎と併設しているので適度な籠り感がありながら、室内窓によって閉鎖感が和らぎ、採光や換気の確保もされています。自由気ままに趣味を楽しめる空間です。
さらにWICと室内干しができるランドリースペースは隣接するように計画。洗面室も廊下を挟んだ向かい側にあるため、家事の時短をサポートしてくれます。

• 従来リビングは家の真ん中に位置しており、日が当たりませんでした。間取り変更をすることで、部屋の奥まで光が行き届きます。

• 全体の色調を統一したLDKは落ち着いた優しい雰囲気に。まったりと寛げる空間です。

• 独立型で閉鎖感があったキッチンを対面キッチンに変更。壁がなくなることで開放感が生まれました。カウンターテーブルも設置すれば料理の配膳も楽々です。

• コンロ横にはスパイスニッチを設け、料理中にもスムーズに調味料が取り出しやすいようになっています。

• ダクトレールにペンダントライトを2つ並べて取り付け、多灯使い。照明が作り出す光の陰影が美しいです。

• 読書や観劇が趣味の施主様。大容量の本やパンフレットが収納できる本棚スペースのある書斎を備えました。

• 織り目調のクロスを採用することで落ち着いて過ごすことができる書斎となりました。

• 寝室と書斎の仕切りには採光や換気のため造作窓を設置。縦の回転窓にし、書斎側の換気性能を上げています。

• 寝室から見える書斎は海外をイメージしてデザインしました。グレージュに塗装した窓枠や曇りガラスが空間にベストマッチしています。

• 床材は水や汚れに強く、掃除がしやすいフロアタイルを採用。ホワイト系の石目調のデザインで清潔感漂います。

• 消臭効果のある壁紙をアクセントクロスに選ぶことで、お洒落さのみならず機能性も備えています。またトイレの収納を増やすために、腰壁天板と収納BOXを設置しました。

• WICには室内干しもできる1.5畳程のランドリースペースを隣接させています。

• カウンターも備え付けてあるので乾いた衣類を畳んだりアイロンがけできるようになっています。衣類をすぐに収納でき、廊下を挟んだ脱衣所には洗面室があるので身支度や家事の効率をアップさせています。

私たちが担当しました！

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  スタジオマネージャー林 拓哉

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  ディレクター青木 一晃

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  デザイナー中西 瑞乃

賃貸住宅にお住まいだった施主様ですが、これからの暮らしを考えるうちに物件探しからのリノベーションに興味を持つようになったそうで、KULABOが開催するセミナーにご参加いただきました。
読書や観劇が趣味の施主様は本やパンフレットをたくさんお持ちで、上手な収納方法がないか検討していました。今回は本のサイズに合った棚の高さを慎重に検討し、よく読む本や漫画は中段あたりに、集めたパンフレットや大きめの本は下段に収納できるように本棚を造作しました。置く場所や収納する物に合わせてミリ単位までベストな寸法の家具をつくれるのが造作家具の魅力です。

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