商品開発ヒストリー~定額リノベーションパック「LIBEDY(リビディ)」ができるまで~

2025年04月19日

以前から展開していた定額フルリノベーションパッケージをリニューアルしたところ、なんと見学会の反響は通常の約4倍に!

「LIBEDY(リビディ)」は、あらかじめ決められた施工範囲の中で、KULABOのスタッフが厳選した商品から選択してリノベーションをする、パッケージ型のリノベーションサービス。今や大人気となった「LIBEDY」の開発ストーリーについて、4名の開発メンバーに話を伺いました。


KULABOの設計スタッフ「井上」

《井上 貴人プロフィール》
スタジオマネージャー。入社後は営業・設計・施工の業務を経験し、現在はデザイナーをしながら緑店の店舗運営を担当。プライベートではゴルフにドハマりしており、休みの日には一人ゴルフにも行ってしまうほど。



KULABOの施工スタッフ「中山」

《中山 友愛プロフィール》
スタジオマネージャー。施工・積算部門を担当しながら、千種店の店舗運営を担当。プライベートではとにかく動くことが好きで、休日はアウトドアや登山を楽しむ。



KULABOの営業スタッフ「西垣」

《西垣 達貴プロフィール》
スタジオマネージャー。リノベーションディレクターをしながら、昭和店の店舗運営を担当。高校卒業まで10年間ずっと野球を行っていた。休日は、KULABOのスタッフとゴルフやBBQをすることが多いとのこと。



KULABOの設計スタッフ「中島」

《中島 広樹プロフィール》
デザイナー。商品知識や納まりなどを検討することが好きで、その実績は施工部からも頼られるほど。プライベートはかなりのインドア。総合格闘技が好きで、会場の熱量を感じるために生観戦することが今年の目標だそう。

  • 今やKULABOの人気商品!間取りが自由な定額リノベ・LIBEDY。その始まりとは?

    ―「LIBEDY(リビディ)」の前から、定額リノベーションパックがあったとお聞きしました。その始まりは何だったのでしょうか?

    井上「検討し始めたのは結構前で、コロナが世界的に流行り始めた2020年頃ですね。リモートワークがかなり普及して、世の中的にも自宅の環境を良くしたいと思う方が増えている状態でした。通常でしたら、しっかりと何回も打ち合わせをして内容を決めていたのですが、よりリノベーションを気軽かつ短期間で打ち合わせや工事ができるようにならないかと考えたことがきっかけですね。」


    ―コロナがきっかけだったんですね!そこから今回のパッケージにリニューアルをされたと。具体的に何が違うのですか?

    井上「前身のパッケージは、コロナ禍に対応できるようにより短期間であることに特化していたため、LDKだけをリノベーションするようなハーフリノベーションだけに限定したパッケージでしたね。」

    中山「そうですね!ただ今回のパッケージでは、より皆様にご提案できるように、間取りを自由に変えることができるフルリノベーションにしようということになりました!」


    ―施工できる範囲を全部にしたと。リニューアルする中で大変だったことはありますか?

    中山「定額で低コストのコンセプトはそのままに、お客様にも分かりやすく、なるべく制限を生まないようにあらゆるパターンを検討し、何度もシミュレーションをしたことですかね。間仕切りのパターンや、各メーカーの材料費パターンなど、デザインとバランスがとれた最適解を探すことが難しかったです。また、社内的なことになりますが、新しい協力業者さんの連携も増やし、費用を調整することもだいぶ大変でしたね…!」

  • 「LIBEDY」のコンセプトとは?

    ―前身の定額リノベーションパックと比べて、テイストもかなり変わったように思います!

    中島「前身のパッケージは、腰壁や建具にモールが入っていたり、なんだか可愛い印象でしたね。万人受けするというよりかは、このデザイン好きそうという特定のニーズに応えるような感じでした。」

    井上「そうですね。また、テイストも1つだったので選ぶことができるものも限られていましたね。そのため、今回のパッケージでは、複数のテイストを作ってお客様に選んでもらう楽しさもご提案できるようになったと思います!」

    中島「各テイストに、和モダンなどのトレンドを取り入れたりと、幅広いお客様にもご提案できるような形を考えましたね。実際にいくつかすでに設計させていただいたのですが、どのテイストも気に入っていただけている印象です!」

    井上「ベースとしてKULABOでも普段から人気が高いグレージュ系を中心に、各テイスト内で少しずつ微妙に変えていて、好みやお持ちの家具によって変えることができる形になっています!」


    ―なるほど。どの雰囲気もとても素敵です!ちなみに、「LIBEDY」の名前はどういう意味ですか?

    井上「Liberty(自由)とSpeedy(スピーディ)を組み合わせた造語です。自由でスピーディなフルリノベーションができることを表現しました。


    ―なるほどですね。そんな大リニューアルの結果、見学会がかなり人気だとか!

    西垣「そうですね!本当にいろんな方が良いと思ってもらえるようなデザインで、かつお値打ちなので、幅広いお客様にお問い合わせをいただいている印象がありますね。また、お客様から『どこまでが定額ですか?』という質問をいただくことが多いのですが、間取りも全部変えることができること、もちろんオプションもあるのですが、全部の水回りの交換の費用が入っていることを伝えると、驚かれることが多いですね!」

    ―思い切った大リニューアルの結果、幅広い層に好まれる商品に育って感慨深いですね!

  • 開発者4人がおすすめする推しテイストはこれ!

    〈TASTE1〉


    KULABO定額フルリノベーションプランLIBEDYのTASTE1"

    TASTE1は、ブラウンベースの温かみある雰囲気で居心地の良い空間に仕上がります。ナチュラルモダンな雰囲気がお好みの方にぴったりです。


    KULABOの設計スタッフ「中山」

    中山推しテイスト
    〈TASTE1〉


    「王道のナチュラルに、クロスなどで落ち着いたモダン系のトレンドが取り入れられるのがいいですね。また、テイスト自体ブラウンベースなのですが、自邸も床がブラウンでとても居心地が良いなと感じているので、おすすめです!」




    〈TASTE2〉


    KULABO定額フルリノベーションプランLIBEDYのTASTE2"

    TASTE2は、グレートーンのモダンな雰囲気で落ち着きのある空間に仕上がります。ホテルライクな雰囲気がお好みの方にぴったりです。


    KULABOの営業スタッフ「西垣」

    西垣推しテイスト
    〈TASTE2〉


    「僕自身くすみカラーが好きで、このテイストだと床材がアッシュっぽいものが選べたり、建具でもパールグレーが選べたりと、自分の好きな色が詰まってますね。また全体としてみても、ホテルライクな感じになるので、自分が暮らすにはこのテイストかなと思いますね。」




    〈TASTE3〉


    KULABO定額フルリノベーションプランLIBEDYのTASTE3"

    TASTE3は、ナチュラル素材ベースのセレクトで自然に囲まれているような爽快な空間に仕上がります。素材の組み合わせで違った雰囲気を楽しめるのもこのテイストの魅力です。


    KULABOの設計スタッフ「中島」

    中島推しテイスト
    〈TASTE3〉


    「このテイストはナチュラルな素材やカラーが詰まっていて、不動の人気かなと思います。北欧家具を置きたい方にぴったりかなと思いますね。床の木目も選べるものが多く、お持ちの家具に合わせたり、建具の黒でシックにも、イデアオークでナチュラルにぐっと寄せることもできる点が魅力的ですね!」




    〈TASTE4〉


    KULABO定額フルリノベーションプランLIBEDYのTASTE4"

    TASTE4は、ダークな色合いを取り入れたメリハリのある空間が楽しめる組み合わせ。落ち着きのある和モダンがお好みの方にぴったりです。


    KULABOの設計スタッフ「井上」

    井上推しテイスト
    〈TASTE4〉


    「素材感として、適度な高級感がある素材を使用していて、どの素材を選んでも暗すぎず明るすぎずな雰囲気に仕上がると思います!あと、個人的に黒をアクセントにすることが好きで、自邸もクロスをグレーにして巾木に黒を使ったりと、黒をアクセントにしています。このテイストだと建具を黒にしたりできるのがいいですね!」

  • まとめ

    試行錯誤を重ねたからこそ生まれた、大好評の定額フルリノベーションプラン「LIBEDY」。開発メンバーのリアルな声からは、このプランに込めた熱い想いが伝わってきました。

    LIBEDYは、プロが厳選した設備や建材から“選ぶだけ”で間取り変更を含むフルリノベーションが叶う手軽さや、明確な価格設定、約4回の打ち合わせで理想の住まいを実現できるスピード感など、魅力たっぷりの商品です。この記事を通して、少しでもLIBEDYに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

大竹 理沙

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