キッチンリノベにオススメ!パントリーの魅力

2024年09月28日

キッチンをリノベーションする際に、是非検討したい箇所の1つが「パントリー」です。キッチンの近くに設置することで、効率の良い家事動線の実現、キッチン周りをスッキリした空間にすることができることから、パントリーの設置を検討される方は増えています。

パントリーに憧れはあるけど、どこに設置したらいいかわからない…などのお悩みを抱えている方はいるのではないでしょうか。今回はパントリーの特徴や設置時のポイントについてお話します。パントリーの設置についてご興味をお持ちの方は、是非参考にしてみてください!

  • パントリーの設置はこんな人にオススメ

    パントリーとは、キッチンの近くに設置する収納スペースのことを指します。日本語では食品庫とも呼ばれています。パントリーは、常温で保存ができる食料品や調味料、ラップなどの日用品、ホットプレートなど使用頻度の低いキッチン用品の収納スペースとして活用できます。キッチンまわりの様々なモノの収納スペースとして使用可能ですので、まとめ買いをしたけれど、置いておくスペースがない、キッチンがモノで溢れる…といったお悩みを解決できます。収納力豊富なパントリーを設置することで、キッチンの利便性が向上すること間違いないです。


    パントリーの設置は、家の広さやライフスタイルに合わせて考える必要があります。
    こんな方には、是非オススメです!

    ・まとめ買いをすることが多い
    ・キッチン周りをスッキリさせたい
    ・家族が多くて食器や日用品のストックが多い
    ・災害などの備えをしたい
    ・料理好きでさまざまな食材・調味料をお持ちの方
    ・家族みんなで家事を分担したい


    収納するものが少ないという方やキッチン収納で足りている方等は、パントリーはあまり必要ではないかもしれません。

  • 設置のポイント

    次に、パントリーを設置するオススメの場所について解説します。オススメの設置場所は下記の通りです。

     キッチン周辺 

    キッチンの横もしくは背面など隣接した場所に設置するのがオススメです。パントリーには主にキッチン周りのモノを収納するため、キッチンでの導線上に設置すると効率よく作業できます。

     玄関周辺 

    玄関に近い場所に設置することで、買い物したモノをそのままスムーズに収納することができます。かさばる荷物やお米、飲料などの重たい荷物をキッチンまで運ぶのは大変です。しかし、パントリーが玄関の近くにあれば、すぐに収納可能となりますので楽々運び込めます。

    また、キッチンからも玄関からも出入りできるようなパントリーも人気の間取りとなっています。パントリーを効率よく使いたいなら、家事動線やパントリーの使用シーンを考えて設置場所や種類を選ぶことが重要です。

  • パントリーの種類

    パントリーには「壁付けタイプ」と「ウォークインタイプ」の2つの種類があります。
    使い勝手が異なるのでライフスタイルに合わせて選ぶのことをオススメします。

     壁掛けタイプ 

    壁掛けタイプは、キッチンの壁に取り付けるタイプのパントリーです。キッチンで作業するときに必要なものを取り出しやすい、収納状態がパッと見て把握できるというのが特徴です。

     ウォークインタイプ 

    ウォークインタイプは、1つの小部屋になっているパントリーです。収納力が豊富という大きな特徴があります。壁掛けタイプよりも大きいスペースに収納することができるので、食料品や調味料など以外にも、普段あまり使わないキッチン器具なども収納可能です。

  • パントリーの注意点

    最後に、パントリーの設置を検討する際に気を付けたいポイントについてお話します。

    ■動線を意識して設置場所を決める

    パントリーの設置には、ある程度のスペースの確保が必要となりますので、設置により他の空間が手狭になる可能性があります。そのため、普段の家事動線やキッチン周りのスペースを考慮したうえで設置場所を検討するのがいいでしょう。パントリーの設置場所によっては動線が悪くなるということもありますので、注意が必要です。

    ■湿気対策が必要

    キッチンは湿気が溜まりやすい場所ですので、パントリーの開口部分が狭く風通しが悪いと、カビや害虫が発生する可能性があります。そのため、除湿剤や消臭剤を置くことや適度な喚起、パントリーに窓をつける等の対策が必要です。ウォークインタイプの場合は換気扇を付けることをオススメします。パントリー内の温度・湿度管理はとても重要ですので設置する際には湿気対策を忘れないようにしましょう。

    ■棚の高さや奥行きを検討する

    パントリーの棚の高さや奥行きによっては、便利なはずのパントリーが不便なものになってしまいます。奥行きがありすぎると、奥のモノが取りづらいといったことも出てきますので、食料品の管理が不便になることも考えられます。一般的には、30~40cmの奥行きが使いやすいと言われています。設置時には、管理のしやすさも意識するのが良いでしょう。


    今回はキッチンのリノベーションで人気のパントリーについてお話しました。パントリーは、スペースを確保する必要がありますが、食料品などを大量にストックしやすく、キッチンをスッキリとした空間にすることができます。自身のライフスタイルに合ったパントリーを設置することで、キッチン周りをより快適にすることができるでしょう。

    KULABOではお客様のご希望をお伺いしたうえで、デザインと暮らしやすさを考慮した提案をさせていただきます。ご興味ございましたら是非一度KULABOにご相談くださいませ。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

林 果凛

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