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2025年02月06日
2025年02月21日
一日の疲れを癒してくれる寝室。現在の寝室では狭くて快適な睡眠生活が送れないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そんな寝室を快適に眠れるような部屋にするためにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
今回のコラムでは寝室リノベーションのメリットや失敗例、実際にKULABOでリノベーションをした施主様の事例をもとに注意したいポイントをご紹介していきます。
現在の睡眠生活にお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
寝室の環境が自分の体に合わないと、気持ちが落ち着かず、快適な睡眠をとることができません。
睡眠の質は光や音など室内の環境に影響されます。そのため寝室をリノベーションして防音性能や遮光性能を高めたり、部屋の温度・湿度を一定に保てるようにすると、快適な睡眠をとることができます。
家族や来客など大勢の人と過ごすことが多いリビングやダイニングルームと違い、寝室は一人もしくは夫婦でゆったりと過ごすことが多いです。そのため寝室は自分の生活スタイルや好みを反映させたリラックスできる空間を作り上げることができます。
快適な睡眠生活が送れていない場合は、部屋のリノベーションを検討してみるタイミングの一つと言えます。寝室の空間が心や体に与える影響は大きく、睡眠の質にも大いに関わっています。 睡眠に適した快適な空間にするにはインテリアの色や素材、照明の明るさ、香りなど、五感で感じる全てのものが重要です。 これらのバランスを考えてリノベーションを行うと、睡眠の質を上げることができます。
両親の高齢化に伴い同居することになったり、逆に子供が独立し家から出ていくなどのライフスタイルの変化は既存の間取りや設備が使いにくいと感じる原因になります。ライフスタイルの変化に応じて快適な住まいの形は変わるので、リノベーションを検討するタイミングの一つと言えます。
家族が増えると、部屋の用途や必要機能も変わってきます。例えば、結婚して家族が増えたり、出産をしたりすると、これまで使っていた部屋の収納スペースだけだと足りなくなったり、部屋の構成自体を見直す必要が出てきます。また、親との同居が始まる場合には、バリアフリー化や個室の増築などが必要になるケースもあります。
ライフスタイルの変化や家族の増加に伴い、今までは足りていた収納も足りなくなったり、逆にそこまで収納が必要ではなくなったりします。寝室はウォークインクローゼットを設置することで、洋服や靴を大量に収納することができる部屋の一つです。そのため収納が足りなくなったときはまず寝室のリノベを検討する方が多いでしょう。
建物は月日が経つとどうしても劣化してしまいます。建物が老朽化すると、部屋の塗装がはがれたり、雨漏り、シロアリが発生したりします。このように部屋の老朽化が進み始めたときは、リノベーションをする良いタイミングと言えます。一つの目安として木造建築の場合、老朽化が進んでいるケースが多いのは建築から20年~30年経ったタイミングと言われています。
寝室リノベーションでは、天井や壁紙の色選びは注意したいポイントです。派手な色を選んでしまうと、寝室であるにもかかわらず落ち着かない空間になってしまいます。リラックス効果のある色を積極的に選ぶことで安眠に繋がるでしょう。
リラックス効果のある色:ブルー、グリーン、ブラウン、ベージュ
東側に寝室の窓を設置してしまうと、早朝から強い朝日で快適な睡眠を邪魔されるという失敗が発生します。また東側だけでなく西側に窓を設置してしまうと夕方になると強烈な西日が入ってきます。寝室の窓の位置は日の入り方も考慮してよく検討しましょう。
リビングやキッチンに隣接した寝室の場合、生活音が睡眠の妨げになるケースがあります。家族間で生活リズムが異なる方がいる場合は特に悩まされます。
対策:部屋の外の生活音を遮断するために床や壁に防音対策を施したり、そもそも寝室の位置を変更したりすると落ち着いた雰囲気の中で快適な睡眠が送れるようになるでしょう。
携帯の充電や電気毛布・照明の使用などコンセントを使用するタイミングが意外と多い寝室。寝室リノベーションの際に間取りや部屋の色使いにばかり気を配っているとコンセントや照明の位置が悪く、ベッドの配置に困ることがあります。コンセントの位置が悪いと、延長コードでタコ足配線だらけで後悔する結果になることもあります。あわせて読みたい
意外に重要なコンセント位置!あると便利な設置場所を徹底解説
安眠効果にはブルー系、落ち着いた寝室にしたい場合はベージュ系、リラックスできる寝室にするには癒やし効果のあるグリーン系の色合いをそれぞれメインに取り入れると快適な睡眠がとりやすく、自分好みの寝室になります。反対に赤やオレンジなどの派手な色は空間を華やかにしてくれますが人を覚醒させる効果もあるので落ち着いた寝室に取り入れるには不向きといえます。
照明は直接視界に入ると人を覚醒させる効果があります。
間接照明であっても、なるべく視界に直接入らないような位置に照明を設置すると良いでしょう。
ここでご紹介したいのが足元の低い場所に照明を設置することです。照明を低い位置に設置することで、ベッドに寝転んだ時も照明が視界に入りにくくなります。
① スイッチの操作が手元でできるようにしておく
② スタンドライトは目に光が入らない位置に置く
③照明の色にも注目し、極力暖色系の照明を使用する
寝室の場合、窓の採光機能が睡眠の妨げになることがあります。日光が入りすぎると朝日のまぶしさや暑さで目が覚めてしまうことがあるためです。この現象を回避する方法として窓をベッドから離れた位置に設置するという方法があります。窓をベッドから離すことで日光の直接的なまぶしさを減らし、結露で寝具が濡れた際のカビの発生を抑えることもできます。失敗例で紹介したように窓は方角だけでなく、ベッドとの位置関係にも配慮することで快適な睡眠空間に近づきます。
寝室をリビングやキッチンの横に配置する場合、家事をしている音や家族の話し声などが聞こえてきてしまい、睡眠の妨げになることがあります。寝室の静寂を確保するためには、他の部屋と適切な距離を取るか遮音材を使用するなどの工夫が必要です。
温度と湿度が適切であることは快適な寝室環境づくりにおいて重要な要因です。
夏は湿度が高くジメジメして寝付けない、冬は乾燥して夜中に目が覚めてしまうなんてことも多くあります。このような湿度の変化による睡眠の妨げを少しでも減らすには調湿対策ができる床材や壁材を用いるという方法があります。
■珪藻土・・・保湿・断熱・防露・調湿・遮音・脱臭などの機能を持つ
■漆喰・・・温度・湿度を一定に保ち、耐久性が高い。またシックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを分解する
寝室のリノベーションは施工箇所によって金額が変わってきます。
ここでは寝室のリノベーション費用を箇所ごとにまとめてみました。
■壁紙貼り替え:5万円~7万円
■フローリング張り替え:10万円~20万円
■カーペット張り替え:7万円~15万円
■建具の交換:5万円~13万円
■クローゼットの設置10万円~50万円
※仕様や施工面積により金額は変動します
内装の張り替えのみであれば、15万円~30万円程度が相場です。
建具の変更やクローゼットの設置などを含む大がかりなリノベーションの場合は、30万円~100万円程度と幅があり、内容によっては100万円以上かかってくる場合もあります。
費用:約1,175万円
工事期間:約3ヶ月
築年数:築39年
施工面積:約58.3㎡
寝室からWIC、洗面、キッチンへと朝の準備がスムーズな間取りになっています。上部に開口を開けることで玄関土間からの明かりが差し込みます。
愛知県名古屋市/H様邸
リノベーション費用:約1,400万円
工事期間:約4ヶ月
築年数:築33年
窓のないお部屋には相性がいい「室内窓」。プライベートな空間を守りつつ、家族の気配も程よく感じられるすりガラスが採用されています。
愛知県瀬戸市/K様邸
工事期間:約3ヶ月
築年数:築23年
もともと3部屋あった空間を一つの大きなLDK空間にした事例。ベッドに寝ころびながらプロジェクターが見れる贅沢な造りになっています。
愛知県岡崎市/K様邸
リノベーション費用:約750万円
工事期間:約3ヶ月
築年数:築11年
LDKと寝室を壁ではなくガラス戸で仕切ることで、リビングと寝室のどちらの部屋にいても開放感を感じることができる仕組みになっています。扉を閉めたままでも緩やかに繋がりを感じることができます。
愛知県瀬戸市/S様邸
家族構成:ご夫婦+お子様1人
リノベーション費用:約810万円
工事期間:約3ヶ月
築年数:築25年
寝室からWICへとそのまま繋がる人気な間取り。外へとつながる窓はなくても室内窓を取り入れることでWICからリビングまで風が抜ける仕組みになっています。
今回は狭い寝室でもおしゃれにリノベーションするポイントをよくある失敗例や実際にKULABOで寝室のリノベーションをした事例をもとに解説しました。
今住んでいる家の寝室に満足していない方や快適な睡眠ができていない方はぜひ今回紹介したポイントを押さえて寝室のリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。
KULABOでは現地調査や見積もり、初期プランのご提案はすべて無料で行っておりますので、「今住んでいる寝室がどのようなリノベーションができるのか」とお悩みの方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。
永井 智美