味のあるカッコよさが魅力!ヴィンテージテイストに仕上げる3つのポイント

2024年01月26日

かっこよさをデザインで表してくれる「ヴィンテージテイスト」。
どこか懐かしみのあるアイテムが多く、今の時代になってこそ一昔前のアイテムがお洒落に見え、温かみも感じる人気のデザインとなっています。

今回はそんなヴィンテージテイストの特徴やリノベーションするうえで重要になるポイントなどをご紹介させていただきます。

  • 初めに!ヴィンテージってなに?

    ヴィンテージという言葉は初めワインの価値を示すための言葉でした。
    しかし「時間をかけてより良いものになっていく」という意味からファッションやインテリアでも使われるようになりました。

    インテリアにおいてのヴィンテージは「深い味わいのあるアイテム」の事を指します。
    どこか懐かしみのあるアイテムが多く、今の時代になってこそ一昔前のアイテムがお洒落に見え、あたたかみも感じることができるのです。

    最近ではあえて、ヴィンテージにすることで「エモさ」を感じ、若者から大人の方まで流行しています。

    リノベーションで家をヴィンテージ風にするには様々な工夫も必要になってきます。
    次にリノベーションを検討されている方に向け、ヴィンテージスタイルの特徴やリノベーションのポイントを紹介します。

  • 特徴① ダークトーン

    ヴィンテージテイストの空間にするためには、重厚感がポイントです。
    メインカラーをダークトーンにすることでずしっとした印象に仕上げることが出来ます。

    床や壁などもヴィンテージらしさを演出するためにホワイト系ではなく、無垢材のフローリングやレンガ、古材を使う事で全体的にダークトーンでまとまり、「ヴィンテージらしさを」演出することが出来ます。
    既に壁などがダークトーンでまとめられていることにより、後々家具を決める際にもイメージがしやすく決めやすいといったメリットもあります。

    しかし実際のレンガや古材の壁にするのは勇気もいりますし、金額面の心配もでてきます。
    そのようなときは、壁の一部分だけ異なる素材に変えて空間に変化をつけるアクセントウォールを取りいれるのもおすすめです。
    一か所のみ施工することで圧迫感も軽減し、1つのお部屋で様々なデザインを楽しむこともできます。

  • 特徴② 「セメント」を活かす

    ヴィンテージハウスにおいて重要視されるのは「味のあるかっこよさ」ではないでしょうか。

    かっこよさを演出するためには、木やセメントが使用されることも多いです。
    上記の写真のような場合はセメント系内装材「SOLIDO」が使用されており、木のあたたかさとセメントの無機質さをミックスさせることで美しくもかっこいい印象の空間が演出されています。

    セメント系内装材「SOLIDO」は1枚1枚模様が異なり、時間が経つにつれ風合いが変化していきます。
    暮らしていく中でこだわりの内装に味がでて、物件そのものに深みをもたらしてくれるセメント系内装材はヴィンテージハウスにおいて大きな役割と愉しさを感じさせてくれます。

    また、壁だけではなく棚や玄関などをセメントにすることで家中に統一感が生まれ、家具などで個性を出した場合にもセメント自体がシンプルなことによってまとまった印象になります。

  • 特徴③ 照明

    ヴィンテージな雰囲気を演出する為には照明も何を選ぶかが重要になってきます。
    深みがありつつ、ノスタルジックな雰囲気をもたらすにはいくつかの特徴があります。
    しかし、デザイン性ばかりを気にしすぎてしまうと生活面で困る場面も出てきてしまうので、場所に応じた照明を選ぶことが大切です。

    まず、人が生活するうえで部屋の最適な明るさは

    4.5畳以下(約2200~3200ルーメン必要):180W程度
    4.5~6畳(約2700~3700ルーメン必要):180~240W程度
    6~8畳(約3300~4300ルーメン必要):240~320W程度
    8~10畳(約3900~4900ルーメン必要):320~400W程度
    10~12畳(約4500~5500ルーメン必要):400~500W程度



    ほどと言われています。

    部屋の雰囲気に合うようアンティーク調の照明ばかり選んでしまうと、どうしても薄暗い印象になってしまいます。
    寝室ですと電球1つでもストレスなく過ごせますが、LDKなどには部屋の広さに合わせた明るさが必要になります。

    また、照明を取り付ける際は高いところに取り付けることで部屋全体に明かりが行き届き、少ない数の電球で生活することも可能となってくるので、照明の場所や種類はしっかりと要望を伝えたうえで担当者と相談することをおすすめします。

  • 最後に

    ここまでヴィンテージテイストの魅力や特徴、リノベーションにおいてのポイントについてお話しさせていただきました。
    ヴィンテージハウスにはそれぞれの魅力があります。
    今後何十年と暮らしていくお住まいが自分の理想とする住宅で過ごす事ができたら毎日が愉しくワクワクしますよね。

    当社はライフスタイルを反映させたデザインと暮らしやすさを考慮した提案を得意としております。理想の住まいは人それぞれですので、お客様に合わせて快適なお住まいの提案をさせていただきます。
    是非一度KULABOにご相談くださいませ。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

平田 千沙都

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