今更聞けない!キッチンレイアウトの選び方
2020年05月29日
2024年06月29日
システムキッチンと言っても、形や大きさ、間取りなど様々で豊富な種類がございます。キッチンのタイプによって使い勝手が大きく変わりますので、ライフスタイルや家族構成に合わせて使いやすいキッチンのタイプを選択することをオススメします!
ここでは、キッチンのレイアウトタイプとその特徴をご紹介いたします。
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高い人気!憧れのアイランドキッチン
アイランドキッチンとは名前の通り、島のように四方に壁が無く、独立して設置されたキッチンのことを言います。存在感と高級感があるため、おしゃれで憧れる方も多いようです。両方向からの行き来が可能であり、家族や友人とお料理をする機会が多い方はとても使用しやすいのではないでしょうか。また、キッチンが壁に接していないことで家族の様子を見ながら料理ができることも特徴の一つです。
その他にも以下のような特徴が挙げられます。
メリット
・開放感がある
・コミュニケーションがとりやすい
・家事動線が優れているので移動がしやすい
デメリット
・広いスペースが必要となる
・匂いが広がりやすい
・収納スペースが少ない
・価格が高い
アイランドキッチンを取り入れる上で最も気をつけたいポイントはスペースの確保です。一般的なキッチンスペースは4.5畳前後必要とされていますが、アイランドキッチンは通路のスペースも考えると6畳前後スペースが必要となります。ダイニングテーブルのレイアウト次第で上手く取り入れることができる可能性がありますので、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。 -
バランスが良いペニンシュラキッチン!
ペニンシュラキッチンとは、キッチン本体の左右どちらかが壁に接している対面キッチンのことを指します。ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンよりもスペースを有効活用でき、さらに価格を抑えられるため、ご家庭に取り入れやすい人気のキッチンタイプとなっています。
その他にも以下のような特徴が挙げられます。
メリット
・価格を抑えられる
・コミュニケーションをとりやすい
・油汚れに強い
・適度な開放感がある
デメリット
・アイランドキッチンより家事動線の取りやすさが失われる
・匂いが広がりやすい
キッチンの背面スペースに収納や家電などを置けますので、作業効率もアップいたします。また、キッチンの延長線上にダイニングテーブルを設置すれば、料理の配膳が格段と楽になります。その他にも料理中の作業スペースとしても使用が可能になります。レイアウト一つで使い勝手の幅が広がりますね! -
主婦の部屋!独立型キッチン
最近はオープン型のキッチンが主流ですが、独立型のキッチンを好む方もいます。独立型キッチンとは名前の通り、ダイニングやリビングから独立して壁で区切られるキッチンのことです。扉は無いもののリビングとは区切られたスペース。落ち着いて料理しやすく、料理やゴミの臭いが部屋に広がるのを軽減できます。その反面、孤独感があり、家族の様子も見づらくなる点もございます。
その他にも以下のような特徴が挙げられますので、確認しておきましょう。
メリット
・料理に集中することができる
・匂いが広がりづらい
・リビングの来客からキッチンの中を見られない
デメリット
・壁に囲まれているので圧迫感がある
・匂いがこもりやすい
・コミュニケーションがとりづらい
・リビングの様子が見づらい
リビングダイニングからの視線を気にすることなく使用できるので、調理道具の配置や収納など自分の好きなように空間づくりができます。独立をしているからこそ用途を分けて使用できる点がポイントのキッチンです。 -
まとめ
ご紹介したキッチンタイプは一例です。その他にも代表的なI型、L型など選択肢が豊富にありますが、キッチンによってメリットやデメリットがあります。キッチンリノベーションを行う際は、費用、機能、形、レイアウトなど様々な点を考慮して考えましょう。ご家庭それぞれの悩みを解決することで、ストレスのない暮らしの実現ができます。自分のライフスタイルに合ったものを使用するためにリフォームリノベーションを一つの選択肢で検討してはいかがでしょうか。
「このキッチンを自宅に取り入れたいけど出来るのかな」「自分はどんなキッチンが合うのだろう」と迷われている方。まずは一度施工会社に相談してみてください。
このコラムの執筆者
森居 寛幸