おしゃれ度UP!アクセントにぴったりなアーチ壁おすすめ施工箇所

2024年07月29日

リノベーションをしようと情報収集をはじめると、リビングの入り口などの壁が丸いアーチ型になっているお家を目にすることがあるのではないでしょうか。

パントリーへの入り口や隣の部屋との仕切りを扉や壁で完全に仕切るほどではないが、なんとなく用途は分けたいといった時にこちらのアーチ壁が活躍します。

アーチ壁を取り入れることで、空間を仕切るだけでなく、同時にインテリアのいいアクセントになります。
さらに優しくて柔らかい雰囲気からお部屋に温かさをプラスしてくれます。

今回のコラムではアーチ壁のメリット・デメリットをはじめ、KULABOで施工したオーナー様のなかで、アーチ壁を取り入れた方の施工事例も併せてご紹介していきます。

  • アーチ壁とは

    「アーチ壁」とは言葉からもわかる通り、壁の開口上部を半円(アーチ)の形にしたもの。

    近年ではインスタグラムなどを見てもわかる通り、アーチ壁を取り入れたお家をよく目にします。
    このようにアーチ壁が人気となっている理由には、空間の繋がりを柔らかく演出させることができるという特徴がポイントになっています。

    一般的な家づくりの壁や天井、扉などには「直線」が多く使われている中、「直線」ではなく角のない柔らかな曲線である「アーチ」を取り入れると、「直線」だけで構成されたお家よりも柔らかく優しい印象を与えることができます。

  • アーチ壁のメリット

     メリット 

    ・緩やかな空間のなかにある独立性

    すべての空間を壁や扉で仕切ると、独立性は完璧に保たれますが、その分窮屈感や圧迫感が出やすいです。それに対して、アーチ壁は緩やかに空間の繋がりを感じながらも独立された個々の空間を実現させます。

    ・おしゃれでかわいい雰囲気を演出

    アーチ壁を検討している方のほとんどは「かわいらしい」 「おしゃれ」な見た目に惹かれます。
    お部屋のアクセントとして一か所でも曲線を取り入れるだけで空間が柔らかくかわいい印象になります。

    ・防煙効果

    煙は空間の上部にたまってから一気に全体に広がる性質があります。
    アーチ壁は天井から40~50cmほど下がっているので火災が起きても煙が全体に広がるスピードを抑えてくれます。そのためキッチンにアーチ壁を採用する事例も多々あります。

  • アーチ壁のデメリット

     デメリット 

    ・内装との調和が必要

    アーチ壁はおしゃれな内装を構成するデザイン要素ですが、全体のバランスを考えることが重要です。例えば、近距離に直線的な要素とアーチ壁を取り入れるとごちゃごちゃした印象になってしまうこともあります。

    ・開放感を妨げ、空間を狭く見せる

    アーチ壁の設置場所や天井からの高さによって開放感が妨げられる場合があるので注意が必要です。天井が低いところにアーチ壁を設置するとさらに低くなってしまい、空間の広がりを邪魔してしまいます。

    ・つっぱれない

    アーチ壁開口部を目隠しするためにカーテンやロールスクリーンを設置したくても、アーチ壁の下の部分からしかつっぱれません。そのため上の隙間が気になるという方は向いてない傾向にあります。

  • アーチ壁のおすすめ施工箇所

    アーチ壁を設置するおすすめの場所とそれぞれの魅力をご紹介していきます。

    ①玄関・土間


    玄関・土間のリノベーション事例"

    ▶施工事例を詳しく見る
    玄関にアーチ壁を取り入れることでドアを開ければすぐにアーチ壁がお出迎えしてくれます。住宅の顔ともいわれる玄関に曲線があることで柔らかく温かい印象を与えてくれます。


    ②洗面室


    洗面室のリノベーション事例"

    ▶施工事例を詳しく見る
    最近では家族全員が快適に過ごせるように洗面所と脱衣所を分け、洗面所とリビングをつなげた間取りが採用されることが多くなってきました。そのような場合に緩やかに空間を仕切れるアーチ壁が活躍します。


    ③ワークスペース


    ワークスペースのリノベーション事例"

    ▶施工事例を詳しく見る
    ワークスペースに扉ではなくアーチ壁を取り入れることで空間の密閉感をなくしてくれ、程よく家族の気配を感じながら1人の時間を過ごすことができます。


    ④クローゼット


    クローゼットのリノベーション事例
    クローゼットのリノベーション事例

    ▶施工事例を詳しく見る
    臭いがこもりやすいクローゼットはアーチ壁を取り入れることで通気性が抜群によくなります。また、中の物が気になるという場合にはロールスクリーンをつけて目隠しをすることも可能となります。

  • アーチ壁を取り入れたKULABOの施工事例の紹介

    さて、ここからはKULABOで実際に施工されたオーナー様の中でアーチ壁を取り入れたお住まいをご紹介していきます。是非リノベーションの参考にしてみてください。

    ■事例1


    リノベーションの施工事例"

    その一瞬を、家族と紡ぐ

    愛知県江南市/S様邸
    家族構成:ご夫婦+お子様1人
    費用:約610万円(2023年施工)


    玄関近くに設けたWICとキッチン横のパントリーにアーチ壁を設けた事例。シンプルな中にもちょっとした遊び心がプラスされた空間になっています。

    【画像の施工事例を見る】



    ■事例2


    リノベーションの施工事例"

    子どもがのびのび暮らせる二世帯住宅リノベ

    愛知県東海市/I様邸
    家族構成:ご夫婦+お子様1人
    築年数:築23年
    施工面積:106.91㎡


    キッチンの収納スペースにアーチ壁を取り入れた事例。十分な収納量と家事動線を確保した間取り設計で、暮らしやすく、子育てもしやすい工夫が施されています。

    【画像の施工事例を見る】



    ■事例3


    リノベーションの施工事例"

    木×モルタルが調和した愛猫と暮らす家

    愛知県名古屋市
    費用:約900万円(2021年施工)
    築年数:築19年
    施工面積:約87㎡


    猫だけが通れる開口にアーチ壁を取り入れた事例。角を作ると猫がひっかいてしまうということからアーチ壁が取り入れられました。猫にだけでなく施主様にとっても快適で楽しめる空間になっています。

    【画像の施工事例を見る】

  • まとめ

    今回のコラムではアーチ壁のメリット・デメリットをはじめおすすめの施工場所などについてご紹介してきました。
    空間にアーチ壁のような曲線があるだけで柔らかい印象になり住宅のデザイン性を底上げしてくれます。

    「自分の家にもアーチ壁を取り入れたい」とお考えの方が自分の理想のイメージを目に見える形にするにはまず施工事例を参考にしたり、実際にアーチ壁を取り入れているお家を見学することがおおすすめです。

    KULABOではアーチ壁についてはもちろん、お客様のイメージにできるだけ近づけたお家づくりをご提案させていただいております。アーチ壁について気になっている・漠然とだが取り入れてみたい、とお考えの方はぜひ資料請求もしくはご来店くださいませ。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

鶴田 友香

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