理想空間を実現!リノベーション後のインテリア選びのコツとは?
2024年11月23日
2024年11月23日
リノベーションを終えて、いざ暮らしてみると「理想とは違うかも…?」と感じることがあります。
その原因は、インテリアにあるかもしれません。参考にしたイメージや商品単体で見れば素敵でも、選ぶ基準が曖昧だと、内装とインテリアのバランスが悪くなり、空間がうまくまとまらないことがあります。
この記事では、リノベーション後に理想的な空間を実現するためのインテリア選びのポイントをご紹介します。特に、これからリノベーションを考えている方や、インテリア選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
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リノベーション後にインテリアを揃えるメリットとは?
リノベーションを終えた後、心機一転してインテリアを新たに揃えることで、生活空間がさらに快適で理想的なものに生まれ変わります。主に、以下の2つのメリットがあります。
メリット◇空間に統一感が生まれる
部屋の統一感を意識してインテリアを揃えていくことで、部屋全体のデザインや色合いが調和し、理想に近い、まとまりある空間が生まれます。部屋に統一感がないと、テイストやカラーがバラバラになり、視覚的に落ち着かない印象を与えてしまいます。
それに対して、統一感のあるインテリアは視覚的に美しいだけでなく、空間に心地よい調和を生み、より一層安らぐことができる空間となるでしょう。
◇機能性が向上する
新しい間取りに合わせてインテリアを選ぶことで、生活動線が改善され、収納力もアップします。
以前の部屋で使いやすかった家具やカーテンは、リノベーション後の新しいレイアウトでは、必ずしも使い勝手が良い訳ではありません。新しい間取りに合った家具を取り入れることで、より日常生活の効率を高めることができます。 -
インテリアテイストの選び方と家具の選び方のポイント
リノベーション後にインテリアを揃えることは、空間全体の統一感を生み出し、より一層居心地の良い環境を作るための重要なステップです。自分のライフスタイルに合ったインテリアを選ぶことで、空間がより魅力的に、そして機能的になります。
では、具体的にどのようにインテリアのテイストを選ぶべきか、また家具選びにはどんなポイントがあるのでしょうか。インテリアのテイストの選び方には、2つの方法があります。
方法①空間のテイストから選んでいく
まずは、自分の好きな空間のテイストを選びます。たとえば、「モダン」や「ナチュラル」など、スタイルを具体的に決めましょう。
このとき、ぼんやりとしたイメージではなく、できるだけ具体的に明確にすることが大切です。例えば、リビングであれば、「家族とは別でゆっくり読書できる椅子が欲しい」といったように、必要な家具をピックアップし、そのテイストに合った家具のイメージを探しておきましょう。
方法②家具を主役に選んでいく
自分が既に持っている、または絶対に使いたい家具を中心にインテリアのテイストを決めていきます。お気に入りのソファや、奮発して購入したい憧れの椅子など、まずは好きな家具を選び、それに合わせてリノベーションの内装を決めていきます。
このときのポイントは、主役となる家具に合わせて素材や色を統一し、他の家具を選んでいくことです。たとえば、木製家具がメインであれば、その周りにプラスチックやアイアン素材の家具を置くと、空間に散漫な印象を与えてしまいます。色味も同系色でまとめると統一感が生まれ、より一層バランスの取れた空間が作れます。
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KULABOでインテリアコーディネートした事例紹介
インテリアと内装を統一することのメリットや、インテリア作りのコツについてご紹介してきましたが、「イメージはなんとなくあるけれど、具体的に何を買えばいいか分からない」「全部自分で考えるのはちょっと面倒だな…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、リノベーションの内装に合わせてKULABOからインテリアのご提案が可能です!
もちろん、すでに主役にしたい家具があれば事前に教えていただき、その家具に合わせた内装プランのご提案もしております。
ここでは、実際にKULABOでリノベーションされたオーナー様の中でインテリアコーディネートまでご提案させていただいた事例をご紹介いたします。
魅力あふれる家を新しい物語で彩る
愛知県岡崎市/H様邸
家族構成:ご夫婦+お子様2人
リノベーション費用:約1,440万円
築年数:築37年
戸建ての特性上、抜けない柱と柱の間に造作のダイニングテーブルを製作したお住まい。ダイニング周りでは、そのテーブルに合ったダイニングチェアやダイニングベンチをご提案させていただきました。造作テーブルと販売されている家具は絶妙に色味が合わないということがなく、まとまりのあるナチュラルテイストの空間に仕上がりました。
▶画像の施工事例を見る
資源を活かす~和に包まれた愛猫との暮らし~
愛知県岡崎市/O様邸
家族構成:ご夫婦+愛猫2匹
リノベーション費用:約1,630万円
築年数:築27年
随所に間伐材を取り入れたお住まい。ダイニングの空間に合わせ、間伐材を使ったオリジナルのダイニングテーブル、そのテーブルに合ったダイニングチェアをご提案させていただきました。さらに、縁側で寛げるようなリラックスチェアも合わせてご提案させていただき、一層暮らしにフィットしたインテリアになりました。
▶画像の施工事例を見る -
KULABOオリジナルダイニングテーブル「FiTTA(フィッタ)」の紹介
リノベーションをする際、キッチンの交換を検討されます。そのため、インテリアに関するご相談の中で、「どんなダイニングテーブルを選んだらいいのか分からない」といったお声をよく耳にします。
そんな中、KULABOの入社4年目のデザイナーがオリジナルダイニングテーブルを開発しました!その名も「FiTTA(フィッタ)」。今回どのような経緯でこの商品が誕生したのか、そして「FiTTA」に込められたこだわりのポイントについて、発案したデザイナーに話を聞いてみました。
デザイナー:林
Q. KULABOのオリジナルダイニングテーブルを開発するに至ったきっかけはなんですか?A.KULABOの社内プロジェクトでオリジナルの家具を作ろうとなったとき、改めてお客様のことを考えました。その際に、ダイニングテーブルが新生活において必ず必要となる家具であり、暮らしに深く関わるものであると気づきました。また、キッチンやダイニング周りを統一することで、LDK全体のインテリアもまとまるのでは?と思いました。
Q. 商品開発中で、最もこだわったことはなんですか?A.KULABOのコンセプトとして、「どんなデザインもでき、テイストに縛られない」という点を大切にしています。そこで、どんなお客様にもサイズやカラーがぴったり合うように、様々な選択肢を考慮しました。そこが一番のこだわりでもあり、悩んだポイントでもあります…(笑)
その結果、どんなテイストが好きなお客様にも合うように、メラミン材の色の豊富さや、木材やモールテックスといった素材のバリエーションにも現れていると思います!
細かいところで言えば、メラミン素材の家具でありがちな角のとんがりを無くすため、マーブレット(小口のテープ)を使用し、角を丸く仕上げました。これにより、手や肘が当たっても痛くなく、さらにアクセントにもなっています。
Q. 商品の展開を教えてください!A.「FiTTA」の天板には、以下の3種類の素材をご用意しています。
①メラミン材
何よりも色の展開が多く、耐久性も良いため、人気の素材です。
②オークの突板
オークはどんなテイストにも合います。やはり木ならではの風合いが良いです!
③モールテックス
なかなかオーダーできるところが少ないため、刺さる人には刺さります!
左官仕上げなので、表情豊かで味があって良いです。無垢と同じように、メンテナンスは必要ですが、使えば使うほど味が出てきます。
Q. FiTTAの中で、林さんの推しの組み合わせは?
A.モールテックス(BM01)×木脚の組み合わせです!かわいい!まだこの組み合わせは出たことがありませんので、ぜひ!
ちなみに、木×アイアンの脚など、異素材の組み合わせが人気です!
Q. 最後に一言A.FiTTAならあなたにピッタリの机が必ず叶います!設計担当が提案させていただくので、インテリアのコーディネートに絶対間違いないという安心感も!ぜひご検討の際は、スタッフにお声掛けください。
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まとめ
今回は、リノベーション後に理想の住まいに近づけるインテリアについてお話しましたが、いかがでしたか?
リノベーションの内装は、言わばキャンパス。インテリアまでこだわることが、ゴールと言えそうです。
ここではご紹介しきれなかったポイントや工夫もまだまだございますが、ちょっとしたアイディアで素敵な空間づくりができます。これからリノベーションを検討され始める方、デザインのテイストを固めたい方など、理想のお家づくりのイメージを膨らませたい方には、まずは資料請求がおすすめです!
KULABOの無料資料請求では、こだわりの施工事例集の他に、KULABOの家づくりのポイントが分かるガイドブックと、実際にKULABOでリノベしたお客様の声のカタログをセットでお届けしています。リノベーションの基礎知識やKULABOのデザインを知り、ぜひ今後の暮らしの参考にしてください。
このコラムの執筆者
大竹 理沙