内装材の使い方でここまで変わる!内装材を使った工夫

2023年11月17日

内装リノベーションをご検討中の方から、「この機会に内装の雰囲気を変えたい」というご要望をいただきます。せっかくリノベーションをするので「きれいにはなったが、あまり変わらなかった」となっては少し寂しいですよね。実際に、以前と同じような内装に張り替えるリノベーションをされた方からそういったお声を聞くことがあります。
せっかくの機会。新しい空間づくりに挑戦してみませんか?今回は、内装材を活かしたアイデアをいくつか紹介します。

  • 内装材でお部屋にアクセントを!

    ガラリと部屋の雰囲気が変わるリノベーションは少し勇気がいりますよね。そのような心配がある方も挑戦しやすいものが、アクセントウォールです。
    一般的なお部屋の内装材はシンプルな白色のクロスが使われています。アクセントウォールは、お部屋のアクセントとして色やデザインが異なる素材を壁の一部分に張ります。壁紙を使用する場合はアクセントクロスと呼ばれ、皆さんはこちらの方が聞き馴染みあるかもしれません。壁だけでなく天井にも張ることができ、一気におしゃれな空間にできる点が人気の理由です。
    その他にも、アクセントウォールを用いることで下記のようなメリットが挙げられます。

    ■空間に立体感が出て広く見せることができる!
    全体が白色のクロスの場合、お部屋を明るく開放感があるような印象に見せる効果がありますが無難な印象になってしまいます。しかし、壁一面にアクセントになる色やデザインの素材を用いることで、コントラストがはっきりと生まれます。特に、寒色や黒に近い色を取り入れると、お部屋に広がりが感じられるような作りに仕上がります。

    ■部屋に「暖かさ」「涼しさ」を見せることができる!
    使用する素材の色をオレンジや赤などの暖色にするのか、青などの寒色にするかで自然と部屋に「暖かさ」や「涼しさ」を演出することができます。日当たりの少ない部屋には暖色を、日差しが多く入る部屋には寒色用いるとバランスが良い空間になります。

    ■インテリアコーディネートの一つになる!
    アクセントウォールは、壁一面を張り替えるだけで、その他のインテリアや雑貨がなくとも雰囲気のある空間を作ることができます。


    選ぶ素材によって他にはない個性的な印象に仕上げることができます。少し派手に見えるような壁材でも、全体を占める面積が狭いので、気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。

  • 素材の張り分けで空間を仕切る!

    近年、洋室2間を1つのLDKへ間取り変更するリノベーションが人気を集めています。限られたスペースを視覚的に広く見せ、光や風も隅々までいきわたりますので気持ちよく過ごせる点が魅力です。しかし、開放的な間取りに変更したけど、空間にメリハリがなくなってしまうという場面もあります。

    空間にメリハリをつける方法として、床材の張り分けが効果的です。
    例えば、キッチンやダイニングは水や汚れに強いフロアタイル、リビングは温かみのある木材を使用するなどニーズに合わせて床材の選択をします。これで用途に合った床材を使用できるだけでなく、「くつろぐ場所」「食事をする場所」など使用目的がはっきりし生活のメリハリをつけることができます。

    ここで紹介する事例も、リビングスペースは無垢の床材、ダイニングスペースは石目調のタイルを使用しました。対照的な素材を使用していますが、天井や造作のダイニングテーブルの木目調により、空間全体の統一感が生まれています。様々な素材を上手に組み合わせながら、バランスの良いお部屋を作ることができました。

  • あえて躯体を見せるのもかっこいい!

    マンションリノベでコンクリートの壁をむき出しにした施工事例を見たことがある人もいるかと思います。
    あえて壁をクロスで覆い隠さず、コンクリートをむき出しにすることで、武骨でかっこいい印象を空間に与えます。このデザイン技法を、マンション建物の構造部分である「躯体」を覆い隠さずに「表す」ことから「躯体表し」と呼ばれることが多いです。

    壁一面を躯体表しにすることもできますし、マンションの梁だけを躯体表しにすることもできます。
    また天井を躯体表しにすると、オシャレなデザイン性に加え、天井高が高くなり、開放的な空間になるといったメリットもあります。

    無機質でクールな印象が魅力的な躯体表し。コンクリートの素材感を楽しみたい方、インダストリアルなテイストにコーディネートしたい方、是非一度施工事例をご覧ください♪

  • まとめ

    種類や色が豊富な内装材は、組み合わせによって多種多様な空間を作ることができます。
    まずはお部屋をどのようなイメージにしたいか考えてみましょう。「どのようなデザインにするか迷っている!」「使用したい素材や色は決まっているけど、実際どのようなイメージになるか心配!」という方。是非KULABOの施工事例から自分のやりたいイメージに近い事例を見つけてみてください。

    「なかなか決められない」という方は、ご希望をお伺いしたうえでプロの目線からご提案させて頂きます!一度ご相談下さいませ。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

原 佑帆

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