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2026年08月08日
2026年08月06日
「理想の住まいを手に入れたい」と考えたとき、選択肢の一つとなるのがリノベーションです。
しかし、いざ始めようと思っても、
「何から手をつければいいの?」「費用や期間はどれくらい?」
といった疑問や不安が次々と湧いてくるのではないでしょうか。
リノベーションをスムーズに進めるためには、事前に全体の流れを知っておくことが大切です。
この記事では、リノベーションの基本的な流れを8つのステップに分け、初心者の方にも分かりやすく解説します。費用や期間の目安、計画を進める際のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
リノベーションの流れは、大きく分けて
①中古物件を購入してリノベーションする
②今住んでいる持ち家をリノベーションする
の2つのパターンがあります。
まずは、それぞれの特徴と流れの主な違いを理解しておきましょう。
中古物件を購入してリノベーションするパターンは、立地や周辺環境の選択肢が広く、新築よりもコストを抑えながら理想の住まいを実現できる可能性があるため、近年人気が高まっています。
この場合の大きな特徴は、物件探しとリノベーションのプランニングを並行して進める必要がある点です。物件購入とリノベーションを別々の会社に依頼することも可能ですが、物件探しから設計・施工までを一貫してサポートしてくれるワンストップサービスを利用すると、手間が省けて資金計画もスムーズになります。
現在の住まいに愛着があり、住み慣れた環境を変えずに間取りや設備を今のライフスタイルに合わせて一新したい場合に選ばれるのが、持ち家のリノベーションです。
物件探しのプロセスがないため流れはシンプルで、現在の住まいの課題解決やデザイン・性能向上に集中できるのがメリットです。ただし、工事内容によっては工期中の仮住まいが必要になるケースもあります。
どちらのパターンが自分に合っているか、以下の表でメリット・デメリットを比較してみましょう。
| パターン | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 中古物件購入 | ・住みたいエリアや立地を選びやすい ・新築よりコストを抑えられる可能性がある ・資産価値を考慮した家づくりができる | ・物件探しとリノベーションの両方を考える必要がある ・物件(構造等)によっては希望の間取りにできない場合がある ・住宅ローンとリフォームローンの手続きが複雑になることがある |
| 今の住まい (持ち家) | ・住み慣れた環境で暮らし続けられる ・物件探しの手間や購入費用がかからない ・引っ越しの負担が少ない(仮住まい不要の場合) | ・立地や周辺環境は変えられない ・建物の構造上の制約が大きい場合がある ・大がかりな工事では仮住まいや荷物移動が必要 |
ここからは、リノベーションの具体的な流れを8つのステップに分けて解説します。中古物件を購入する場合を基本とし、各ステップのおおよその期間も記載しています。全体の期間は半年から1年程度が目安です。
| STEP | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 情報収集とイメージの具体化 | 約1〜2か月 |
| 2 | 会社選びと相談 | 約1〜2か月 |
| 3 | 物件探しと購入(中古物件の場合) | 約1〜3か月 |
| 4 | プランニングと設計 | 約1〜2か月 |
| 5 | 見積もりと各種契約 | 約1か月 |
| 6 | 住宅ローンの手続き | 約1か月 |
| 7 | 着工から完成まで | 約2〜4か月 |
| 8 | 引き渡しとアフターサービス | 工事完了後 |
まずはどんな暮らしを実現したいのか、家族で理想のイメージを共有することから始めます。SNSやWebサイトで好みのインテリア事例を集めておくと、後の打ち合わせで役立ちます。この段階で、大まかな予算を決めておくことも重要です。何にこだわりたいのか、優先順位を話し合っておきましょう。
理想のイメージが固まってきたら、リノベーションを依頼する会社を探します。設計事務所、工務店、リノベーション会社など、それぞれに特徴があります。気になる会社をいくつかピックアップし、相談会やセミナーに参加してみましょう。相談時には集めた写真や要望を伝え、予算内でどこまで実現可能かを確認します。スタッフの対応や提案力、施工実績なども比較し、自分たちに合った会社を選びましょう。
中古物件を探す場合は、リノベーション会社と連携しながら進めます。建物の構造や管理規約によっては希望する内容での工事ができないケースもあるため、プロの視点で物件をチェックしてもらうことが大切です。購入したい物件が決まったら、不動産売買契約を結びます。この際、住宅ローンの事前審査も進めておくとスムーズです。
物件が決まったら(持ち家の場合は現在の住まいで)、具体的なプランニングを進めます。ヒアリングをもとに間取り、デザイン、内装材、設備などを詳細に決めていきます。図面や3Dパースを見ながら納得いくまで打ち合わせを重ねます。この段階での丁寧なすり合わせが、後悔のない住まいづくりにつながります。
最終プランが固まったら、詳細な工事見積もりが提示されます。工事内容と金額に納得できたら、工事請負契約を結びます。マンションの場合は、このタイミングで管理組合への工事許可申請も行います。契約書では、工事の範囲や内容、工期、支払い条件、アフターサービスの内容をしっかりと確認しましょう。
工事請負契約後、金融機関に住宅ローン(またはリフォームローン)の本申し込みを行います。中古物件の購入費用とリノベーション費用をまとめて借り入れできる「一体型住宅ローン」を利用すれば、手続きを一本化でき、金利面でもメリットがある場合があります。
いよいよ工事が始まります。工事前には、近隣住民への挨拶回りをしておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。工事期間中は定期的に現場を訪れ、プラン通りに進んでいるか確認することをおすすめします。気になる点があれば、担当の施工管理や営業担当者に相談するようにしましょう。
工事完了後、施主立ち会いのもとで最終チェック(竣工検査)を行います。図面通りに仕上がっているか、傷や汚れがないかなどを細かく確認し、問題がなければ物件の引き渡しとなります。引き渡し後も、定期点検などのアフターサービスがあります。保証内容や期間については、契約前に必ず確認しておきましょう。
リノベーションには工事費以外にも様々な諸費用がかかります。どのタイミングで費用が必要になるか、事前に把握しておきましょう。
| 発生タイミング | 費用の種類 | 内容 |
|---|---|---|
| 相談〜物件購入時 | 仲介手数料、印紙税、登記費用など | 中古物件を購入する場合に必要な諸費用 |
| 設計〜契約時 | 設計料、契約印紙税、確認申請費用など | プランニングや各種契約手続きにかかる費用 |
| 工事〜引き渡し時 | 工事費、ローン諸費用、仮住まい費用、引っ越し費用など | 実際の工事費や住宅ローン手数料、工事中の仮住まいや移動費用 |
中古物件を購入する場合、物件価格の5〜10%程度の諸費用がかかります。不動産会社に支払う仲介手数料、売買契約書に貼る印紙税、登記費用などが該当します。
リノベーションの設計料や工事請負契約書に貼る印紙税などが必要です。大規模な間取り変更や構造補強を伴う場合は、確認申請費用がかかることもあります。
費用の大部分を占めるのが工事費です。着工金・中間金・最終金と分けて支払うケースや、契約時と引き渡し時に半分ずつ支払うケースなど様々です。仮住まい費や引っ越し費用も忘れずに予算に組み込んでおきましょう。

リノベーションを成功させるためには、全体の流れを把握するだけでなく、計画を進めるうえで押さえておきたいポイントがあります。後悔のない住まいづくりのために、次の3つを意識しましょう。
物件探しや打ち合わせ、住宅ローンの手続きなどは、予定より時間がかかることも少なくありません。希望する入居時期が決まっている場合は、余裕を持ったスケジュールで計画を進めることが大切です。
予算には限りがあるため、すべての希望を実現するのが難しい場合もあります。「絶対に譲れないこと」と「予算に応じて調整できること」をあらかじめ整理しておくと、打ち合わせやプランニングがスムーズに進みます。
リノベーションは、会社選びによって仕上がりや満足度が大きく変わります。施工実績や提案力だけでなく、担当者との相性やアフターサービス、保証内容まで確認したうえで、安心して任せられる会社を選びましょう。
リノベーションを成功させるには、信頼できるパートナー選びが不可欠です。依頼先ごとの特徴を把握しておきましょう。
| 依頼先の種類 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 設計事務所 | デザイン性が高く、独創的でオーダーメイドな提案が強み。設計料が別途発生する。 | デザインに強いこだわりがあり、建築家とじっくり作り上げたい人 |
| 工務店 | 地域密着で施工力が高く、コストを抑えやすい。設計自由度は会社による。 | 費用を抑えつつ、堅実な工事を重視したい人 |
| リノベーション会社 | 物件探しから設計・施工・ローンまで一括サポート。知識やノウハウが豊富。 | 中古物件探しから始めたい人、手間をかけずスマートに進めたい人 |
建築家が要望をヒアリングし、意匠性の高い空間を設計します。こだわりを極められる反面、設計料が別途(工事費の10〜15%程度)必要となり、総額が高くなる傾向があります。
実際に工事を行う会社で、設計から施工まで一貫して請け負うところが多いです。大工仕事を自社で行うなど、施工品質に強みを持つ会社が多く、比較的コストを抑えやすいのが特徴です。
リノベーションを専門に扱っており、中古物件探しから資金計画、設計、施工、アフターサービスまでをワンストップで提供する会社が増えています。資金計画や設計、施工まで一貫して相談できる会社が多く、窓口を一本化できるため、初めての方でもスムーズに進めやすいのが特徴です。


リノベーション会社によって、提案力やサポート体制、得意とするデザインはさまざまです。ここでは、KULABOが多くのお客様に選ばれている理由をご紹介します。
不動産仲介部門「ハウスボカン」と連携し、物件探しからリノベーションまでをワンストップでサポートします。窓口を一元化することで予算オーバーのリスクを抑えながらスムーズに住まいづくりを進められます。
※物件のご紹介は愛知県内のみとなります。
KULABOでは、デザイン性だけでなく、ご予算とのバランスも大切にしています。ご要望や暮らし方を丁寧にヒアリングし、優先順位を整理しながら、理想とコストのバランスが取れた住まいをご提案します。
KULABOの店舗には、リノベーション後の暮らしをイメージしながら打ち合わせができる「Laboスペース」と「Laboブース」をご用意しています。
【Laboスペース】
家具の配置や通路の幅、家具や設備のサイズ感などを実寸で確認できるため、実際の暮らしをイメージしながら間取りを検討できます。
【Laboブース】
床材や建材、設備などを実際に手に取り、色味や素材感、組み合わせを確認しながら、空間全体の統一感をイメージできます。
最後に、リノベーションを進める上でよく寄せられる質問にお答えします。
諸費用は現金で支払うケースも多いため、自己資金があるほど資金計画に余裕が生まれます。
つなぎ融資などを利用する場合は、工事の着工金や中間金の支払いタイミングから利息の支払いが発生することもあります。利用するローンの種類によって異なるため、金融機関に確認しましょう。
必須ではありませんが、雑誌の切り抜きやSNSのスクリーンショットなどの理想のイメージ写真や、現状の不満点・要望をまとめたメモがあれば持参すると良いです。
リノベーションの流れは、情報収集から引き渡しまで、大きく8つのステップに分けられます。リノベーションを成功させるためには、全体の流れを把握するだけでなく、スケジュールに余裕を持ち、優先順位を整理し、信頼できる会社を選ぶことも重要です。
初めてのリノベーションでは不安を感じることもありますが、一つひとつのステップを確認しながら進めることで、納得のいく住まいづくりにつながります。
KULABOでは、物件探しから設計・施工、アフターサービスまでワンストップでサポートしています。「何から始めればいいかわからない」という方も、経験豊富なスタッフがリノベーションの流れや資金計画を丁寧にご案内しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
村田 奈菜子