見積もり比較はここが大切!会社選びに迷ったときの比較の仕方を知ろう!
2023年03月31日
2024年11月18日
実はリノベーション会社の選び方は、大きく3つに分かれます。
①HPなどで比較検討し、希望の会社でやりたいことが可能か判断する場合
②HPなどで比較したうえで、会社説明や初回相談を元に進めていき会社を選択する場合
③HPなどで比較したうえで、複数の会社からプラン・見積もり提案を受けて比較検討する場合
今回は、③のプラン・見積もり提案で会社選定をしていくときの見積もりを比較するときのポイントについてご紹介いたします。
リノベーション会社を検討する際に、いいなと思う会社が複数見つかり、依頼先を迷われている方は是非参考にしてみてください。
CONTENTS
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ポイント1.見込まれている工事内容の説明で判断しよう!
見積もりの書き方は会社によって異なるため内容の比較が難しく、つい内容をよく見ずにトータルの金額で比較してしまいがちです。しかし、安く思えた金額でも、必要な工事が見込まれていなかったせいで追加費用が必要になる内容だったりすることも…。反対に、しっかりと必要になる工事を見込んでいる会社の見積もりほど、金額が高く見えてしまうこともあります。
例えば、
天井などの大工工事の範囲が入っておらず間取りが変わるのに適切な位置に照明が取り付けられなかったり、内装工事でも壁紙を張り替えるだけなのか、壁の下地までやりかえるのかで大きく金額は変わります。
大切なのは、”希望のリノベーションの内容”がきちんと工事内容に含まれているかどうかです。見積もりの詳細や施工にかかる費用について、具体的に根拠を持って説明してくれる会社かを確認しておきましょう。また、質問に対する受け答えや対応への姿勢なども、リノベーション会社を選ぶうえで基準の一つになります。
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ポイント2.プラスαの提案までしてくれる会社かどうかを確認しよう!
お客様からの希望内容をそのまま見積もりに反映させることは簡単です。しかし、リノベーションは住宅の不満や悩みを解決するだけでなく、今までより快適な生活を送れる空間になるように計画を行うべきです。お客様の気持ちを汲み取ってプロの目線からプラスαの提案をしてくれる会社であると、工事後の満足度が高い住まいづくりができます。
更に、予算に合わせて工事内容の提案や見積もり内容の調整を行ってくれたり、要望の漏れがないように打合せ内容をしっかり記録して共有してくれるリノベーション会社も任せて安心できるでしょう。 -
ポイント3.工事全体の金額に対して諸経費が占める割合を確認しよう!
諸経費とは、リノベーション工事に伴う細かな経費のことを指します。主に、設計費・業者への駐車場代・建材などの運搬費・現場監督費などが諸経費に該当します。
諸経費は、工事全体の金額の5~20%程度が相場と幅が広いです。このように幅が広いのは、会社によって諸経費に含まれる内容が異なるためです。多くの方は、「諸経費をなるべく抑えたい!」「諸経費の割合が高い会社は良くない!」と、諸経費の割合が安い会社を選びたいとお思いになるでしょう。
しかし、諸費用の割合が高い会社だからと言って良くない会社だと決めつけてしまうのは勿体ないです。会社によっては、見積もりの金額に設計費や現場管理費が含まれておらず、別途費用が発生してくる場合もあり、結果的に費用がかかってしまったというケースも少なくありません。大切なのは、諸費用の安さだけでなく全体の工事費用とのバランスを見ることです。さらに、諸経費の内訳にどのような費用が含まれているのかを事前に確認しておく必要があります。
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まとめ
リノベーションを成功させるためにはまずは会社選びが重要です。今回は、そのために必要な相見積もりの比較の仕方についてご説明させていただきました。リノベーションの見積もりは安く見せようと思えばそれが出来てしまうので、しっかりと見積もり内容まで確認することが非常に大切になります。
お客様によって、「こだわりのデザインにしたい!」、「とにかく安く工事がしたい!」などそれぞれのご希望があるかと思います。理想のリノベーションを実現させるためには、正しく見積もり内容を比較して、自分に合った会社を見つけることが一番です。毎日過ごす場所だからこそ相性の良い会社を選び、素敵なリノベーションを叶えてください。
KULABOでは、「暮らしやすさ」とライフスタイルに合わせたデザインを両立させたリノベーションを得意としています。ご希望に沿ったプランのご提案やお見積りの算出は無料で行っておりますので、リノベーションに興味がある方は是非一度KULABOにご相談ください!
このコラムの執筆者
石原 未悠