こんなのもある!みんなのお家のキッチン実例特集

2024年01月20日

皆様、ご自宅のキッチンの使い勝手はいかがでしょうか?
大変な家事の代表格でもある”料理”ですが、キッチンが使いづらいことで更にストレスを感じたり料理がしにくくなってしまってはもってのほかですよね。

しかし、「我が家のキッチンでも使い勝手を良くすることはできるのか?」と不安に思う方もいるかと思います。
そんなあなたに朗報です!世の中にはたくさんのキッチンの形があり無限大の可能性を持っていますので、きっと各家庭に合ったキッチンが見つかるはずです。
今回はそんな様々なキッチンの種類と特徴について、KULABOの事例を用いながらご紹介します。

  • 様々なキッチンの種類をご紹介!

    世の中にはたくさんのキッチンメーカーがあり、それぞれが特徴を出そうと様々な商品を展開しています。まずは、代表的なキッチンの種類と特徴をご紹介していきます。

    ★壁付けキッチン
    キッチンの前面が壁についているタイプが壁付けキッチンで、日本で最も多く流通している形です。
    キッチンを壁に沿って配置することで、リビングダイニングのスペースを広く取ることができ、料理に集中することができます。壁を腰までの高さに設計することで、アイランド風、ペニンシュラ風のキッチンにすることも可能です。
    一方で、壁の方向を向いて調理をすることになるのでコミュニケーションを取りづらく、リビングからキッチンが丸見えになってしまうデメリットがあります。

    ★アイランドキッチン
    アイランドキッチンとは名前の通り、島のように四方に壁が無く、独立して設置されたキッチンのことを言います。開放感が抜群で存在感があり、一度は憧れる方もいるでしょう。
    キッチンの左右どちらからも出入りすることができるスムーズな家事動線で、複数人で作業もしやすいです。しかし、アイランドキッチンは他のキッチンを設置するよりも広いスペースが必要となるため、間取りが制約されることがあります。

    ★ペニンシュラキッチン
    ペニンシュラは日本語にすると"半島"を意味します。アイランドと違い、片側が壁に面しているのが特徴です。
    間取りの制約も少ないためどのような間取りの家でも設置がしやすく、デザインのバリエーションも豊富です。片側は壁に面しているので、アイランドキッチンよりは家事動線の取りやすさは劣りますが、価格を抑えることができます。スペースも有効活用できるので、ご家庭に取り入れやすい人気のキッチンタイプです。

    ★L字キッチン
    L字キッチンは、アルファベットのLの字のように配置されているキッチンのことを指します。2面とも壁に沿って配置し壁付けキッチンのようにしたり、片面だけ壁に付けて対面キッチン風も実現できたりします。
    L字キッチンは、他のキッチンの種類に比べて作業スペースが広くとれるので、料理の作業効率を高めてくれます。ただし、コーナーの部分は奥行きがあり奥の方は手が届きにくいので、デッドスペースになりやすいです。


    今回ご紹介したキッチンの種類の他にも、キューブ型のキッチンや、への字型のキッチンなどもあります。あなたのお家や使い勝手にもピッタリの最高のキッチンに出会えるといいですね!

    ここからは、過去KULABOで実際に施工した特殊な形のキッチンをご紹介していこうと思います。KULABOの提案力とそれを形にする実現力をもってすれば、どんなお家やどんな方にもきっと喜んでもらえるキッチンのご提案が出来ます!

  • 事例①家事動線がスムーズなコの字型キッチン

    こちらは、造作キッチンでコの字型のキッチンを造りました。コの字型キッチンはその名の通り、”コ”の字の形をしたキッチンのことです。

    キッチンの使い勝手に最も影響してくるのが、「動線」です。「ワークトライアングル」というシンク・コンロ・冷蔵庫の3か所を結ぶとできる三角形あります。3辺の合計が360~600cmぐらいの範囲で計画することが理想とされており、この三角形が正三角形に近いほど作業効率が良くなります。コの字型のキッチンは、このワークトライアングルが作りやすく、キッチンの真ん中に立ちながら回転移動だけで調理~配膳~片付けができる、とっても使いやすいキッチンとなっています。

    収納スペースも豊富なので、物が溢れてしまいがちなキッチンでも、いつもスッキリした状態を保つことが出来ます。

  • 事例②広々作業スペースのあるⅡ型キッチン

    こちらの事例で取り入れたのはⅡ型のキッチンで、シンクとコンロがついたカウンターが2列平行に並べて配置されています。コンロ側のキッチンがとても広いのが特徴で、カウンター下には豊富な収納力を備えています。さらに、夫婦で同時調理できるくらい作業スペースにも余裕があります。

    コンロがついたカウンターを壁側に設置すれば、料理の臭いが広がりにくく油跳ねも掃除がしやすいです。他方、シンクはリビング側に面することで、食後の片付けも楽ちんです。

    Ⅱ型のキッチンを選ぶ場合は、通路幅をどれ位確保するのか慎重に検討しましょう。一般的に、一人で作業することが多い場合は80~90㎝、複数人で作業するなら90~110㎝の通路幅が適当と言われています。ただし、人それぞれ使いやすいと感じる広さは異なるため、どれ位の通路幅がベストなのか実際に体感したうえで決めましょう。

  • 事例③造作で製作したアイランドキッチン

    こちらの事例はアイランドキッチンですが、キッチンの角を切り取った斬新なデザインを採用しています。造作のダイニングテーブルがキッチンに差し込まれたようなデザインにもなっており、足が無く掃除のしやすさも兼ね備えた唯一無二のキッチンです。

    このように、キッチンは既製品を設置するだけではなく、キッチンカウンターの素材や色を自由に選んだり、置く場所や使う人に合わせてキッチンのサイズをミリ単位で調整して製作することもできます。造作キッチンであれば部屋全体の雰囲気を統一したり、好きな設備を導入できるので、キッチンのデザインや使い勝手にこだわりたい方には造作キッチンがおすすめです!

  • 最後に

    キッチンと一口に言っても、実はこれだけの種類があることをお分かりいただけたでしょうか。
    これだけのキッチンの種類の中から自分の希望に合ったキッチンを選ぶだけではなく、家全体の間取りのことも考えて選ぶとなるととても大変なことのように思えます。
    だからこそ、しっかりと要望を読み解き、共によく考え検討し解決に導いてくれるパートナーがいるかいないかで、リフォームリノベーションの満足度も大きく変わります。

    今回ご紹介したキッチンは全てKULABOで施工した事例になります。
    KULABOのホームページではキッチンにこだわった施工事例を他にも沢山ご紹介していますので、気になる方は是非チェックしてみてください♪

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

原 佑帆

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