【マンションリノベ】おすすめの間取り変更プラン厳選3事例紹介
2024年01月20日
2024年11月12日
マンションだけど注文住宅のように自分に合った内装にしてみたい…とお考えの方必見です!
リノベーションは自由度が高く、暮らす人のライフスタイルに合わせた住宅をつくることが出来ます。
また、間取りの変更も可能となるので、限られた部屋数で充実した暮らしができる点で人気があります。
今回は、マンションリノベーションの間取り実例3選のほか、リノベーションの費用についてもお話しています。
リノベーションをしてみたいけど何から始めたらいいかお悩み中の方も是非ご覧ください。
CONTENTS
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マンションリノベーションの魅力とは?
一軒家を建てる方が少なくなってきた今、マンションのリノベーションを検討する方が増えてきています。
リノベーションは愛着のある住まいに住み続けながらも、ライフスタイルに合わせ新しい形に変化させることが出来るといった点でも人気です。
ここではマンションリノベーションの特徴や間取り、収納などについて解説します。
【リノベーションで実現できる快適な間取り】
マンションでの生活において多くの方が重要視する箇所は「間取り」ではないでしょうか。
限られたスペースでいかに快適に暮らすかがカギになります。
LDK空間はキッチンとリビングが一緒になっている場合が多く家族も集まりやすい空間です。
キッチンをあえてL字にする事で場所を取る部分を減らし、リビング空間では広々と過ごす事ができます。
また、狭いマンションでは部屋数を減らす事でLDK空間を広くすることができ、より快適に過ごすことが出来ます。
【リノベーションによるプライベート空間の充実】
部屋数とスペースが限られているマンションではプライベート空間を保持するのが難しい場合があります。
元々は大きな部屋をリノベーションで2部屋に分けることや押し入れや箪笥を書斎に変更するなど方法は様々です。
広いLDK空間を演出しながらも個人のスペースを確保することで充実した暮らしにも繋がります。
【間取り変更による効果的な収納スペースの作り方】
床面積に限りがあるマンションは収納に困る場合が多々あります。そのような場合、壁面に高さを押えた幅広の収納を取り付けることや高さのあるオープンクローゼットを取り付けるなどして収納を増やすことも可能です。
収納は間取りによっても変更し、リビングなど家族で共有するアイテムも多く、同じ場所に収納することで纏まりを出すことも可能です。
片付ける場所が決まっているとものが散乱することを防げます。 -
リノベーション計画の基本ステップ
リノベーションの計画から引渡しまでの流れは主に6つに分けられます。
①ヒアリングと現地調査
↓
②担当者からのプラン提案
↓
③見積り
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④工事契約、工事準備
↓
⑤工事
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⑥引渡し
①ヒアリングと現地調査
現地調査では、実際に担当者が物件を細かく実測、調査を行い、お客様が希望するリノベーションが可能かどうかを判断します。また、ヒアリングの際にリノベーションで叶えたい暮らしやお困りごと、「理想の住まい」などについて担当者と話合います。
②担当者からのプラン提案
現地調査でどのような施工ができるかを調べたのちに担当者から実際にプランの提案を受けます。
この際にある程度希望やリノベーション箇所の優先度を決めておくことでスムーズに話し合いが進むのでおすすめです。
③見積もり
担当者とお客様にあったプランについて決め実際に見積もりを出します。
ここで予算に合わない場合は②に戻り再度プラン計画を行います。
④工事契約工事準備
実施プランと見積もりが完成したらリノベーション会社と工事請負契約を締結します。
そして工事に進んでいきますがその前に、様々なところの許可・承認が必要となります。
主に、管理組合申請と近隣承認が必要となってきます。
⑤工事
実際に職人さん達が希望のプランにあった住宅づくりをする為に工事を進めていきます。
工事期間は現場での打ち合わせが行われます。
⑥引渡し
工事が終わり検査まで終わったら遂に引渡しです。
検査で問題点が見つかった場合は再度工事をして問題がなければ引渡しが行われ新しい家での生活がスタートします。
上記のように様々なステップを踏んでリノベーションを行っていきます。
工事内容にもよりますが、リノベーションにかかる時間の目安は設計打合せで約2~3か月、工事で約2~3か月です。その為、住み始めるまでには半年程度かかることを想定しておくといいでしょう。 -
予算を抑えてリノベーションを進めるためのポイント
マンションリノベーションの場合、フルリノベーションで600万円~1,000万円程度が費用相場です。
しかし、希望などを詰め込んでいくといつのまにか予算オーバーしてしまったというケースも多々あります。ここではどうすれば予算内に抑えることができるのかポイントを3つ紹介します。
①リノベーションする箇所の優先順位を決める
限られた予算内でリノベーションをするなら要望に優先順位をつけることが大切です。
まずは予算内でどうしても変えたい部分や叶えたいことを明確にし、逆に変更しない部分や素材にこだわらない部分も決めておくことで予算内で満足のいくリノベーションをする事ができます。
②既存のものを活かす
全てをリノベーションするのではなく、既存のものを使用する事でコストダウンに繋がります。
全て新しいものに変える場合、解体費や撤去費もかかる場合がありますが、既存の素材を使用し施工工法にも気を遣う事でコストダウンに繋がり予算オーバーを防ぎます。
③減税・補助金制度を使用する
子育て世代や断熱リフォーム、住宅の省エネリフォーム(リノベーション)に対する大型の補助事業が2023年からスタートしました。
補助金申請の手続きは登録事業者が行う為、消費者の手続きは不要です。
自分が対象となる補助金制度について調べ把握しておくことは予算を考える上でも重要になってきます。 -
今注目の間取りプラン①人気のオープンキッチン
こだわりのインテリアで魅せるマンションリノベ愛知県名古屋市天白区/M様邸
家族構成:ご夫婦
間取り:[before]4LDK→[after]2LDK+パントリー
費用:約1,130万円(2022年施工)
工事期間:約3ヶ月
施工面積:93.6㎡
築年数:築44年
最近人気のオープンキッチン。開放的でおしゃれ感があって憧れてる方も多いのではないでしょうか。
オープンキッチンは開放感があり家族とのコミュニケーションがとりやすいといったメリットがある反面、油はねや水はねが気になるというデメリットもあります。
コンロやシンク前にオイルガードや水はねガードを設置しガラスパーテーションなどを設置する事で対策できます。 -
今注目の間取りプラン②LDK+書斎に変更
家族と過ごす時間が豊かになる繋がりがある家愛知県海部郡蟹江町/S様邸
家族構成:ご夫婦+お子様2人
間取り:[before]4LDK→[after]2LDK+書斎
費用:約1,490万円(2023年施工)
工事期間:約3ヶ月半
施工面積:94.3㎡
築年数:築30年
リモートが増えた今リノベーションで書斎をつくる人が増えています。
書斎をつくることで、家で仕事をする際だけでなく趣味の時間などプライベートな空間を作り出す事ができます。
また、LDKと壁などがあることで独立感が出て、仕事に集中できるといった効果もあります。
一方で、家族とのコミュニケーションが減少したり、作ったはいいが使わなかったという事もありますので書斎をつくる際は場所や広さは要検討です。 -
今注目の間取りプラン③子供部屋を充実させる
子どもと楽しく暮らすマンションリノベ愛知県豊田市/A様邸
家族構成:ご夫婦+お子様2人
間取り:[before]3LDK→[after]2LDK+土間収納
費用:約1,100万円(2019年施工)
工事期間:約3ヶ月
施工面積:76.16㎡
築年数:築24年
子供部屋は年齢によってあり方が変化していきます。
幼い頃はLDKから近く視界に入る場所につくるのがおすすめですが、成長するにつれ、独立した一人部屋が必要になってきます。
年齢によってどのように変化させていくかを考えながらリノベーションを検討していくことが大切になります。 -
まとめ
今回は、マンションリノベーションの間取り実例紹介や費用などについてお話しました。
マンションと聞くとリノベーションでできることに限りがあると思われがちですが、実は様々なリノベーションを行う事ができます!
しかし、マンションリノベーションの場合は戸建と比べて多少の制約がかかってきます。下記コラムではマンションリノベーションの基本知識と、気を付けておくべきポイントも紹介しておりますので是非ご覧ください。
KULABOではお客様のご希望に寄り添って理想のお家づくりのお手伝いをさせていただければと存じます。
ご興味ございましたら是非一度スタジオにご来店ください。
このコラムの執筆者
平田 千沙都