2024年二重窓の補助金で最大50%相当還元!お得に窓から断熱対策を始めよう!

2024年11月21日

窓は最も熱の出入りが激しく、室内の暑さや寒さを軽減して断熱性能を高めるためには二重窓を設置するリノベーションが効果的です。リノベーションで使える国の補助金制度はいくつかあり、窓リノベーションに特化した補助金制度もあるので、今ならお得にリノベーションができます。

今回の記事では、二重窓のリノベーションで活用できる「先進的窓リノベ2024事業」とはどのような補助金制度なのか、また実際に補助金制度を利用して二重窓リノベーションを行ったKULABOスタッフの体験談も紹介します。是非参考にしてみてください!

  • 二重窓リノベーションの補助金とは?

    二重窓へとリノベーションする際に利用できる補助金制度の一つに、「先進的窓リノベ事業」があります。
    「先進的窓リノベ事業」とは、省エネ効果の高い断熱窓に改修することで、1戸当たり最大200万円までの補助金が交付され、約50%に相当する額を還元してくれるお得な補助金制度です。この事業は2023年度にも実施され、お得すぎると大きな反響を呼びました。

    そして2024年度も後続事業として、「先進的窓リノベ2024事業」が実施されることが発表されました。それでは、補助金の概要について確認していきましょう。

    ~先進的窓リノベ2024事業~


    【対象期間】

    2023年11月2日以降に対象工事に着手し、2024年12月31日までに工事が完了したものが対象

    【交付申請期間】

    2024年3月下旬~遅くとも2024年12月31日まで
    ※予算上限に達した場合、締切が早まる可能性があります。

    【交付申請の予約】

    2024年3月下旬~遅くとも2024年11月30日まで
    ※予算上限に達した場合、締切が早まる可能性があります。

    【対象となる条件】

    内窓の設置を始め、ガラス交換、外窓交換、ドア交換を施工し、補助金額5万円以上のリフォーム
    ※ドア交換単体での申請は不可となります。

    【補助金額】

    上限200万円/戸




    設置する窓やガラスのサイズや既存状態、付随する工事内容によって金額は変動しますが、設置費用の目安は下記の通りです。

    ●内窓設置の1箇所あたりの補助額


    窓の性能区分【Uw】

    内窓のサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    極小(X)

    <0.2㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    112,000円

    76,000円

    48,000円

    48,000円

    S【1.5以下】

    68,000円

    46,000円

    29,000円

    29,000円

    A【1.9以下】

    52,000円

    36,000円

    23,000円

    23,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円

    0円



    ●ガラス交換の1枚あたりの補助額


    窓の性能区分【Uw】

    ガラスのサイズ<面積>

    大(L)

    <1.4㎡以上>

    中(M)

    <0.8㎡以上、1.4㎡未満>

    小(S)

    <0.1㎡以上、0.8㎡未満>

    極小(X)

    <0.1㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    55,000円

    34,000円

    11,000円

    11,000円

    S【1.5以下】

    36,000円

    24,000円

    7,000円

    7,000円

    A【1.9以下】

    30,000円

    19,000円

    5,000円

    5,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円

    0円



    ●外窓交換(カバー工法)の1箇所あたりの補助額

    ※「カバー工法」とは、既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事のこと。

    【戸建住宅・低層集合住宅(3階以下の建物)】

    窓の性能区分【Uw】

    外窓のサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    極小(X)

    <0.2㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    220,000円

    163,000円

    109,000円

    109,000円

    S【1.5以下】

    149,000円

    110,000円

    74,000円

    74,000円

    A【1.9以下】

    117,000円

    87,000円

    58,000円

    58,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円

    0円


    【中高層集合住宅(4階以上の建物)】

    窓の性能区分【Uw】

    外窓のサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    極小(X)

    <0.2㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    266,000円

    181,000円

    112,000円

    112,000円

    S【1.5以下】

    180,000円

    122,000円

    75,000円

    75,000円

    A【1.9以下】

    148,000円

    101,000円

    62,000円

    62,000円

    B【2.3以下】

    102,000円

    70,000円

    43,000円

    43,000円



    ●外窓交換(はつり工法)の1箇所あたりの補助額

    ※「はつり工法」とは、既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事のこと。

    【戸建住宅・低層集合住宅(3階以下の建物)】

    窓の性能区分【Uw】

    外窓のサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    極小(X)

    <0.2㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    183,000円

    136,000円

    91,000円

    91,000円

    S【1.5以下】

    124,000円

    92,000円

    62,000円

    62,000円

    A【1.9以下】

    102,000円

    76,000円

    51,000円

    51,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円

    0円


    【中高層集合住宅(4階以上の建物)】

    窓の性能区分【Uw】

    外窓のサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    極小(X)

    <0.2㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    266,000円

    181,000円

    112,000円

    112,000円

    S【1.5以下】

    180,000円

    122,000円

    75,000円

    75,000円

    A【1.9以下】

    148,000円

    101,000円

    62,000円

    62,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円

    0円




    ●ドア交換(カバー工法)の1箇所あたりの補助額

    ※「カバー工法」とは、既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事のこと。

    【戸建住宅・低層集合住宅(3階以下の建物)】

    ドアの性能区分【Uw】

    ドアのサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    220,000円

    163,000円

    109,000円

    S【1.5以下】

    149,000円

    110,000円

    74,000円

    A【1.9以下】

    117,000円

    87,000円

    58,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円


    【中高層集合住宅(4階以上の建物)】

    ドアの性能区分【Uw】

    ドアのサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    266,000円

    181,000円

    112,000円

    S【1.5以下】

    180,000円

    122,000円

    75,000円

    A【1.9以下】

    148,000円

    101,000円

    62,000円

    B【2.3以下】

    102,000円

    70,000円

    43,000円



    ●ドア交換(はつり工法)の1箇所あたりの補助額

    ※「はつり工法」とは、既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事のこと。

    【戸建住宅・低層集合住宅(3階以下の建物)】

    ドアの性能区分【Uw】

    ドアのサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    183,000円

    136,000円

    91,000円

    S【1.5以下】

    118,000円

    87,000円

    59,000円

    A【1.9以下】

    92,000円

    69,000円

    46,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円


    【中高層集合住宅(4階以上の建物)】

    ドアの性能区分【Uw】

    ドアのサイズ<面積>

    大(L)

    <2.8㎡以上>

    中(M)

    <1.6㎡以上、2.8㎡未満>

    小(S)

    <0.2㎡以上、1.6㎡未満>

    P(SS)【1.1以下】

    266,000円

    181,000円

    112,000円

    S【1.5以下】

    180,000円

    122,000円

    75,000円

    A【1.9以下】

    148,000円

    101,000円

    62,000円

    B【2.3以下】

    0円

    0円

    0円




    *「先進的窓リノベ事業」は2023年との違いは?

    2023年にも実施された先進的窓リノベ事業ですが、昨年と比較して大きな変更点は以下の2点です。

    変更点①1窓あたりの補助額が変更

    2023年と2024年で、一部補助金額に変更がありました。補助金額の違いについては、以下の通りです。

    先進的窓リノベ

    2023事業

    先進的窓リノベ

    2024事業

    ガラス交換

    4,000円~48,000円

    5,000円~55,000円

    ※1,000円~7,000円増

    内窓設置

    30,000円~124,000円

    23,000円~112,000円

    ※7,000円~12,000円減

    外窓交換

    (カバー工法)

    51,000円~183,000円

    58,000円~220,000円

    ※7,000円~37,000円増

    外窓交換

    (はつり工法)

    51,000円~183,000円

    46,000円~183,000円

    ※±0円~5,000円減



    内窓設置・外窓交換(はつり工法)の補助金額が減少ガラス交換・外窓交換(カバー工法)の補助金額が増加しました。補助金額が減少した工事内容があるものの、お得な補助金制度であることに変わりはありません。

    変更点②玄関ドアが対象商品に追加

    2024年より、窓の改修と同じ契約内で断熱性能の高い玄関ドアへと改修する場合、補助の対象内になりました。ただし、玄関ドアのみでは補助金の対象外となりますので、注意が必要です。

  • 補助金の申請から交付までの流れ

    次に、「先進的窓リノベ2024事業」の補助金を受け取るための申請から交付までの一連の流れを確認していきましょう。

     申請手続きの流れ 

      1.事業者登録をされた施工会社と工事請負契約をする

    補助金を利用するためには、事業者登録をされている施工会社に工事を依頼する必要があります。会社選びは慎重に行いましょう。
    また、依頼する施工会社が決まったら、工事請負契約とあわせて「共同事業実施規約」の締結を行います。

      2.工事に着手する


      3.補助金の交付申請の予約をする(※任意)

    現状予算に余裕があっても、工事完了時には予算上限に達している可能性もあります。交付申請の予約は任意ですが、工事内容が決まっている方はこの時点で予約することをおすすめします。

      4.工事完了・引渡し


      5.事務局に補助金の交付申請を行う

    補助金交付の申請は、事業者登録されている施工会社が行います。消費者個人が申請することはできません。

    〇主な提出書類
    ・先進的窓リノベ2024事業 共同事業実施規約
    ・工事請負契約書(コピー)
    ・工事前写真(補助対象の箇所すべて)
    ・工事後写真(補助対象の箇所すべて)
    ・工事発注者の本人確認書類
    ※住民票、マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、在留カードまたは特別永住者証明書、健康保険被保険者証のいずれか1つ
    ・既存住宅であることが確認できる書類(補助額が30万円以上の場合)
    ※建築確認における検査済証の写し、建物の不動産登記事項証明書の写し、固定資産税の納税通知又は証明書の写しのいずれか1つ

      6.審査・補助金が交付される

    事業者より提出された書類等に不備がなければ申請が受理され、事務局より交付確定の通知がされます。その約1~2ヵ月後事業者に補助金の交付がされます。

      7.施工会社から補助金分が還元される

    施工会社からの補助金の還元方法は、①現金での受け取り、②工事代金への充当の2通りの方法があります。ほとんどの場合は、工事代金へ充当されます。



    *予約申請時の3つの注意点

    補助金交付の予約申請は、予約提出期間内であれば工事に着手したタイミングで事前に申請を行うことができます。そのため、工事の完了待たず、補助枠を確保が可能です。
    工事の着手は、契約内容に含まれる補助金対象外の工事の着手を証明した写真を添付すれば、予約を行えます。
    【予約提出期間】2024年3月下旬~遅くとも2024年11月30日(予定)

    注意点①予約申請の有効期限は3ヶ月

    予約申請は、有効期限が”3ヶ月もしくは2024年12月31日のいずれか早い日まで”と定められています。有効期限を経過すると、せっかく確保した予約枠がなくなってしまいます。

    注意点②申請内容の変更ができない

    補助金の対象となる条件を満たしていれば、一部工事の取りやめ、設置する製品の変更は可能となる場合がありますが、原則予約申請後に工事内容の変更ができません。予約時の補助金額を超える本申請はできないことを覚えておきましょう。

    注意点③3ヶ月以内の工事完了と本申請が必要

    予約申請行っただけでは、交付の対象となりません。有効期限内に工事を完了し、正式に交付申請しなければ予約が取り消しとなります。

  • 「先進的窓リノベ事業」補助金の活用事例

    私たちだけの絶景を

    愛知県名古屋市天白区/T様邸
    家族構成:ご夫婦
    間取り:[before]4LDK→[after]1LDK+WIC+ガーデニングスペース
    リノベーション費用:約1,500万円
    工事期間:約3ヶ月
    施工面積:70.22㎡
    築年数:築34年



    \OWNER'S VOICE/
    内窓の設置は、本当にやって良かったと思います。
    断熱効果を一番に期待して採用した部分が大きかったですが、暮らし始めてから外部の車が走る音が内窓があることでだいぶ軽減できていると感じました。外部の音が閉ざされることで、お気に入りのレコードを流しながら自分たちの空間により浸れるといった点でやって良かったです。

  • スタッフも実践!補助金を使った窓リノベインタビュー

    約5年前に自宅をリノベーションしたKULABOのスタッフが、約半分の工事金額が返ってくるお得な補助金制度が開始されたことを機に、二重窓リノベーションを実施しました。
    「本当に全員やった方がいいよ!」から始まったインタビュー。実際の断熱効果は?補助金額は?など、リアルな口コミを聞いてみました!


    リノベーションスタジオKULABOの事業責任者「山内」

    事業責任者:山内



    Q. リノベーションした当初から、ゆくゆくは二重窓を付けたいと思っていましたか?

    A. 当初は想定していませんでした。リビングの掃き出し窓は元々壁に厚みがあり、その中に二重窓が納まりました。ただ別の部屋では、ふかし枠(※内窓を設置するために、既存の窓枠の奥行寸法が足りない場合に延長させることができる二重窓インプラスのオプション部材)をつけて設置したので、見た目的には結構前面に出てくることになりました。この方法は、リビングの大きな掃き出し窓とかだと、圧迫感が出てくるかもしれないですね。


    Q. 断熱効果、防音効果は実際に感じますか?

    A. 今回、リビングには一箇所しか二重窓を設置していないのですが、効果は感じています!断熱とは話が逸れますが、道路を走る車の音が全く気にならなくなりました。
    北側の洋室はすべて二重窓にしたのですが、もともとはエアコンをつけていないと外よりも寒いんじゃないかと思うほどでしたが、二重窓を設置してからは、エアコンなしでも廊下とほとんど変わらない室温を維持できていると実感しています。


    Q. 結露は減りましたか?

    A. 二重窓面は、結露が全くしなくなったと思います。もしかしたら、よく見れば、もともとの窓には結露しているかもですが…、気にならないです。


    Q. 正直、窓を2つ開けることは面倒ではないですか?

    A. 開閉しない窓なので、手間は感じていないです。そもそも、換気もそこまでしないので、窓を頻繁に開けるということが意外とないですね。むしろ、二重窓に日頃の感謝をしながら開けています(笑)


    Q. 部屋の雰囲気は変わりましたか?

    A. 何も変わってないですね。強いて言えば、二重窓はクロスに合わせて白にしたのですが、サッシのシルバーの色が二重窓を閉めるときに見えなくなって、少し可愛くなったかも…?


    Q. 実際に支払った金額はいくらでしたか?

    A. 掃き出し窓2箇所と腰窓1箇所、小窓1箇所を施工したのですが、トータルで約35万円程で施工しました。実際に貰った補助金額は約18万円程だったので、実際には17万円程で設置できたことになりますね!


    Q. 実際にやってみての感想を一言

    A. 本当に全員やった方がいいと思いました(笑)
    室内干しや洗濯機の乾燥機で洗濯物を外に干さず、頻繁に窓の開閉をしない人には特におすすめです。やはり、窓からの熱損失が一番大きいので、もともとの窓を交換するよりも二重窓を設置したほうがより断熱性が高く、壁に断熱材を入れるよりも金額が抑えられます。壁に断熱材を入れると部屋全体も狭くなりますしね。内装を素敵にお洒落にしつつ、断熱は二重窓に任せれば、より良いリノベーションの計画になること間違いないと思います!

  • 「先進的窓リノベ事業」でよくある質問

    「先進的窓リノベ事業」の補助金利用者から、よくある質問をまとめました。

    Q. 補助金の交付申請に費用はかかりますか?

    A. 補助金交付の申請に必要な証明書類等を準備するときに費用がかかることはありますが、申請自体に費用はかかりません。しかし、施工事業者は消費者より申請手数料を受け取ってはならないという決まりはないため、施工会社によっては申請手数料が発生する場合があります。
    KULABOは、補助金申請可能な施工事業者であり、補助金申請の手数料もいただいておりません。


    Q. 窓リノベーションを複数回に分けて行った場合、それぞれ補助金の対象となりますか?

    A. 1戸あたりの上限補助金額200万円の範囲内であれば、複数回申請することは可能です。ただし、申請するごとに要件を満たす必要があります。


    Q. 二世帯住宅の窓をリノベーションする場合、2戸として申請は可能ですか?

    A. 二世帯住宅でも、1戸当たりの補助上限200万円を超えない限り、1戸の住宅として申請します。補助金額上限を超える窓リノベーションの工事を行った際は、別途図面等の追加書類を提出し、2戸であるかの確認が必要になります。
    判断基準としては、建物内部の構造が自由に行き来できるのであれば1戸、自由に行き来出来ず独立性が高いと判断されれば2戸の扱いになります。


    Q. 他の補助金と併用できますか?

    A. 「先進的窓リノベ2024事業」は、他の補助金と併用できる場合と併用できない場合があります。
    例えば、「先進的窓リノベ2024事業」の他に、最近話題となっている「子育てエコホーム支援事業」という補助金制度があります。どちらも二重窓リノベーションは工事の対象となりますが、同じ工事箇所で重複して補助金交付の申請はできません。一方で、内窓設置の工事を「先進的窓リノベ2024事業」で、別の工事箇所を「子育てエコホーム支援事業」で申請することは可能となります。
    事業によって補助金額も異なり、「先進的窓リノベ事業」は窓やドアの改修に特化した補助金制度なので、補助金額も「子育てエコホーム支援事業」に比べて高額になります。他の補助金と併用したい場合は、要件などを事前に確認しましょう。

  • まとめ

    二重窓リノベーションは、断熱性能や防音性能を向上させ、健康で快適な暮らしを手助けしてくれます。今ならお得な補助金制度を利用でき、最大200万円と、約50%相当還元されます!

    昨年実施された「先進的窓リノベ2023事業」は、各窓メーカーの生産が追い付かず品切れになるほど大きな反響で、予算上限に達し2023年11月30日をもって交付申請の受付が終了しました。2024年も申し込みが殺到して早期終了が予想されるため、断熱や防音など住環境の改修を検討されている方は、お早めにお問い合わせすることをおすすめします。

    今回ご紹介した補助金制度以外にも、リノベーション工事をすることで受けられる補助金や減税制度、助成金は他にもあります。KULABOの「資金計画個別無料相談会」では、経験豊富なスタッフから先進的窓リノベ事業のような知ってるとお得な制度をご紹介!お得なローンの組み方や無理のない資金計画の立て方もお伝えしていますので、ぜひ一度相談会にご参加ください。

このコラムの執筆者

KULABOのスタッフ

大竹 理沙

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