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マンションでも出来る!土間を取り入れた玄関リノベーション!

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2026年05月23日
2026年05月28日
玄関は「住まいの顔」と言われますが、現実は家族の靴や傘、外遊びの道具などで溢れかえり、生活感が一番出やすい場所でもあります。特に日本の住宅事情では玄関スペースが限られていることも多く、「いくら片付けてもスッキリしない」と悩む方は少なくありません。
せっかくのリノベーション。ただ単に「大きな下駄箱」を置くだけではなく、ライフスタイルに合わせた賢い収納術を取り入れることで、狭い玄関も見違えるほど劇的に使いやすくなります。
今回は、プロが教える「玄関収納の劇的アイディア15選」を軸に、ストレスの原因から失敗しないリノベのポイントまで徹底解説します。これからリノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
玄関ドアを開けた瞬間に脱ぎ捨てられた靴が目に入ると、家の第一印象を損なうだけでなく、毎日の大きなストレスになります。これは「片付けが苦手」なせいではなく、扉の開け閉めや棚の出し入れといった「収納のしにくさ」が主な原因です。そのため、単に収納量を増やすだけでなく、家族全員がいかに楽に、無意識にしまえるかという「出し入れのしやすさ」を重視して選ぶことが大切です。
玄関は靴だけでなく、傘やベビーカー、外遊びの道具やネット通販の段ボールなど、家の中に入れたくない「外の荷物」が溜まりやすい場所です。これらのサイズや形がバラバラな荷物が床を占領してしまうと、どんなに靴をしまっても玄関は乱雑に見えてしまいます。そのため、収納計画を立てる際は靴の数だけでなく、外で使う道具をまとめて収められるだけの「奥行き」や「高さの自由度」があるかを事前に検討することが重要です。
玄関は窓が少ないため光が届きにくく、さらに大きな収納を置くことで圧迫感が出て「暗くて狭い」と感じてしまいがちです。また、密閉された空間は靴の湿気やニオイがこもりやすく、家の顔としての清潔感を損なう原因にもなります。そのため、収納を選ぶ際は色味や照明で明るさを補うだけでなく、空気を通す換気性能や、消臭効果のある素材選びを意識することが大切です。
玄関収納にはいくつかのスタイルがあり、それぞれ「使い勝手」や「見た目の印象」が大きく異なります。ご家族の人数や玄関の広さ、そして解決したい悩みに合わせて、最適なタイプを見極めることが大切です。
靴だけでなく、傘や掃除道具、外遊びの道具まで一箇所にまるごと収まります。床に物を置かなくて済むため、常に整った玄関をキープできます。
壁一面が収納になる分、色や配置によっては玄関が少し狭く感じられる場合があります。圧迫感を抑えるには、明るい色味を選ぶのがポイントです。
視界が抜けるため圧迫感がなく、カウンターの上にお花や季節の小物を飾って「家の個性」を楽しめます。
壁面収納に比べて高さがない分、収納力は少なめ。家族が多いと靴が入りきらず、結局玄関が散らかる原因になることもあります。
床が見える面積が増えるため、視覚的に玄関が広く感じられます。浮いたスペースに「普段履きの靴」をサッと隠せるので、玄関が靴で埋まるのを防げるのも大きな魅力です。
収納の下にホコリが溜まりやすくなりますが、奥行きがあるため奥まで手が届きにくいことがあります。お掃除ロボットが通れる高さを確保したり、柄の長いモップを用意したりといった配慮が必要です。
ワンアクションで靴を手に取れるため、忙しい時間帯もスムーズに動けます。扉の厚みがない分、視覚的な圧迫感も抑えられ、開放的な玄関になります。
扉で遮ることができないため、靴のニオイがダイレクトに玄関ホールまで漂ってしまうことがあります。常に清潔に保つための消臭対策や、風通しへの配慮が欠かせません。
靴だけでなくベビーカーやコート、ゴルフバッグなどもすべて室内に隠せるため、玄関自体を常にスッキリとした「おもてなしの空間」にしておけます。
独立した小部屋のようなスペースが必要になるため、その分玄関ホールが狭くなったり、隣接する部屋の面積を圧迫してしまったりすることがあります。


玄関収納を使いやすくするためには、単に収納量を増やすだけでなく、「どのように使うか」まで考えて計画することが大切です。家族構成や暮らし方によって必要な収納は異なるため、事前にポイントを押さえておくことで、「収納は増えたのに使いづらい」といった後悔を防ぐことができます。ここでは、玄関リノベーションで失敗しないために、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
☑収納量は「家族構成+将来」で考える
現在の靴の数だけで決めるのではなく、お子様の成長による靴のサイズアップや、ライフスタイルの変化を見越して少し余裕を持たせることが大切です。棚板の高さが調整できる「可動棚」を取り入れておけば、将来ブーツや長靴が増えても柔軟に対応できます。
玄関リノベーションは、ただ靴をしまう場所を作るだけでなく、家全体の間取りとのつながりで考えるのが失敗しないコツです。例えば、帰宅してすぐに手が洗える動線や、上着を脱いでからリビングへ向かう動線を整えることで、家の中に汚れやウイルスを持ち込まない快適な暮らしが叶います。
すべての荷物を隠すと圧迫感が出やすく、逆にすべてをオープンにすると生活感が出すぎてしまうため、バランスが重要です。普段履きの靴は出し入れしやすいオープン棚に、季節物や掃除道具は扉の中に隠すといったメリハリをつけることで、使い勝手と美しさを両立できます。
玄関は家の中で最も湿気が溜まりやすく、ニオイもこもりやすい場所であることを忘れてはいけません。消臭・調湿効果のある壁材(エコカラットなど)を選んだり、収納内に換気用の隙間を作ったりといった対策を事前に行うことで、何年経っても快適な空間を維持できます。
大きな収納を設置すると玄関が暗くなりがちですが、照明の当て方ひとつで空間の広がりや高級感は大きく変わります。収納の下に間接照明(フットライト)を忍ばせたり、明るい色味の建具を選んで光を反射させたりすることで、コンパクトな玄関でも明るく開放的な印象を与えることができます。

愛知県岡崎市
築年数:27年
間取り:3LDK→2LDK+WIC
リノベーション費用:約840万円(2017年施工)
圧迫感を出さずに収納を作れるのがニッチの魅力。写真のように、上段を飾り棚、下段を扉付き収納に分ければ、生活感を隠しながらもおしゃれな玄関を演出できます。木目の天板をアクセントにすれば、インテリアの質もグッと上がります。


愛知県名古屋市西区
築年数:21年
間取り:3LDK→2LDK
玄関にあると便利な腰掛けは、座面を開けると収納としても活用できる優れものです。さらに壁面のルーバーには、コートやバッグを掛けられるフックが隠されています。

愛知県名古屋市南区
築年数:33年
間取り:3LDK→3LDK+WIC+ロフト
リノベーション費用:約1,500万円(2024年施工)
大量のアウトドア用品もスッキリ収まるよう、玄関スペースを広々と確保した間取りになっています。壁一面の有孔ボードと可動棚は、キャップやバッグなどを自由にレイアウトして掛けることができるため、趣味の道具もディスプレイするように楽しく収納しやすくなります。

愛知県
築年数:20年
間取り:6LDK→4LDK+パントリー
リノベーション費用:約2,990万円(2025年施工)
棚板の高さを変えられる可動棚は、靴のサイズに合わせて効率的に収納できます。お子様の成長や持ち物の変化に合わせてレイアウトを自由に変えられる柔軟さが魅力です。棚の増減も手軽に行えるため、限られた玄関スペースをいつまでも無駄なく活用し続けやすくなります。

愛知県大府市
築年数:13年
間取り:4LDK→3LDK
リノベーション費用:約1,550万円(2025年施工)
帰宅後、コートやバッグをそのまま掛けられるよう、玄関横にハンガーパイプを設置しました。動線上に収納スペースを配置することで、片づけが自然と習慣になり、玄関まわりをすっきりと保ちやすくなります。毎日使う場所だからこそ、使いやすさと快適さにこだわった収納計画です。


愛知県海部郡蟹江町
築年数:30年
間取り:4LDK→2LDK(将来間仕切り3LDK)+書斎
リノベーション費用:約1,490万円(2023年施工)
靴の脱ぎ履きの際に腰掛けられるだけでなく、荷物を一時的に置く場所としても活躍し、“座る”と“しまう”をひとつにまとめました。これは、機能性とデザイン性を両立した、リノベーションならではの工夫です。

愛知県名古屋市名東区
築年数:25年
間取り:4LDK→3LDK+WIC
リノベーション費用:約1,830万円(2022年施工)
玄関の収納をカーテンで隠すことで、生活感を抑えて空間をすっきり見せられます。扉を付けるより手軽に取り入れられ、やわらかい雰囲気に仕上がるのも魅力です。


愛知県岡崎市
築年数:32年
間取り:4LDK→3LDK
扉を開け閉めする手間を省いた設計は、帰宅後すぐに荷物を置けるなど、日々の動線をスムーズにします。出し入れのしやすさはもちろんのこと、お気に入りの靴や小物をディスプレイするように並べれば、自分らしさを表現できるギャラリーのような空間としても楽しめます。

愛知県豊田市
築年数:33年
間取り:4LDK→2LDK
リノベーション費用:約1,000万円(2018年施工)
玄関はその家の印象を決める大切な場所です。そこに趣味のアイテムをレイアウトすることで、住む人のこだわりが伝わる個性的な空間に仕上がります。収納という枠を超えて、趣味に没頭できる「自分だけの特別な居場所」としてお使いいただけるデザインです。

愛知県名古屋市緑区
築年数:20年
間取り:3LDK→2LDK
リノベーション費用:約1,080万円(2023年施工)
家族が共有する玄関だからこそ、一人ひとりの「マイスペース」を大切にデザインされた玄関収納方法です。自分の場所が決まっていることで、お出かけの準備や帰宅後の片付けがスムーズになり、毎日の暮らしに心地よいゆとりが生まれます。

愛知県岩倉市
築年数:32年
間取り:3LDK→3LDK
リビングへと続くR壁の曲線に合わせ、収納をあえてオープンにしています。家族全員のアイテムをこの一箇所に「集約」することで、玄関はいつもスッキリと整います。扉をなくしたことで出し入れもスムーズになります。

愛知県名古屋市守山区
築年数:22年
間取り:3LDK→2LDK+WIC
リノベーション費用:約940万円(2022年施工)
アウトドア用品を室内に汚れを気にせず収納できるよう、OSB合板で仕上げた収納壁です。丈夫で傷に強い素材なので、フックや棚を好きな位置に付けるなど、自分好みにDIYしやすいのが魅力です。

愛知県名古屋市千種区
築年数:25年
間取り:3LDK→2LDK+WIC
リノベーション費用:約1,130万円(2021年施工)
ルーバーを使用し、通気性を確保したルーバー収納扉です。格子の隙間から自然に風が通り抜けるため、気になる湿気やニオイがこもらず、大切な靴を良い状態で保管できます。意匠性を保ちながら通気性もしっかり確保した、暮らしの質を高めてくれます。

愛知県名古屋市天白区
間取り:4LDK→4LDK
リノベーション費用:約2,690万円(2023年施工)
玄関を「家族用」と「来客用」に分けることで、いつでもお客様を気持ちよくお迎えできます。家族の靴や荷物は専用の動線にまとめて収納できるため、メインの玄関は常にスッキリと整った状態を保てます。おもてなしの心と、日々の暮らしやすさを同時に満たしてくれます。

愛知県
築年数:28年
間取り:3LDK→2SLDK→2LDK+WIC
リノベーション費用:約710万円(2019年施工)
既存の部屋を取り込んで、玄関を広々とした土間空間に、自転車の手入れやベビーカーの収納も余裕を持って行えます。室内外をつなぐ自由な空間として、暮らしの幅がぐんと広がります。
今回は、玄関収納のアイデアについてお話しましたがいかがでしたでしょうか。
玄関は、毎日必ず家族が通り、ゲストを最初に出迎える大切な場所ですよね。「狭くて片付かない…」という悩みも、それぞれのライフスタイルや動線に合わせて正しく空間をデザインすれば、劇的にスッキリとした「住まいの顔」へと生まれ変わります。
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山内 翔太